今回は10月権利確定の優待銘柄で、私のお気に入り銘柄をランキング形式でご紹介させていただきます。早いもので今年も残り3か月です。
投資歴20年。長年の経験から、優待とキャピタルゲイン(値上がり益)を得ながら資産を形成した優待投資家。運用ブログ『とことこトコタンの株主優待ブログ』
10月権利確定のおすすめ優待銘柄 第3位:萩原工業<7856>
萩原工業は、ポリエチレン・ポリプロピレンを主原料とした合成樹脂繊維のフラットヤーンを用いた関連製品、およびフラットヤーン技術を応用したスリッター等、産業機械の製造・販売を行っている会社です。
こちらの株主優待は、10月末権利の年1回、保有株数と継続保有期間に応じて優待品がもらえます。
《優待銘柄情報》 |
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萩原工業<7856> 最低単元購入価格:16万1,900円(※10月13日終値) 権利付き最終日:10月末 |
《優待内容》 |
保有株式数と継続保有期間に応じて、岡山県の特産品や自社製品、寄付等を盛り込んだオリジナルカタログからお好みの商品を選択 100株以上 継続保有 3年未満:1,000円相当 3年以上*:2,000円相当 1,000株以上 継続保有 3年未満:3,000円相当 3年以上*:6,000円相当 1,000円相当:mtマスキングテープ/和みシート(2畳)/QUOカード |
こちらの株主優待は保有株数と継続保有期間によって内容が異なりますが、100株保有3年未満の場合、可愛らしいデザインのマスキングテープや和みシート(ブルーシート)をいただきました。
なかでもこの和みシートは普通のブルーシートとは違って、デザインが私の中でお気に入りです。
模様が入ったもので、アウトドアなどで使う時に重宝します。また早くコロナが終息してこちらのシートを使う日を楽しみにしたいと思います。
Next: 配当金と合わせて利回り約3%!第2位は、便利な金券がもらえるあの銘柄
10月権利確定のおすすめ優待銘柄 第2位:オリバー<7959>
オリバーは、業務用主体の家具・インテリアの大手で、市場別営業を強化し、より専門性を高めた提案型営業の展開と、コスト競争力のある商品・環境適応商品の開発に注力しており、岡崎でCATV事業も行っています。
こちらの株主優待は、4月20日と10月20日権利の年2回、継続保有期間に応じて株主優待がもらえます。
《優待銘柄情報》 |
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オリバー<7959> 最低単元購入価格:28万8,300円(※10月13日終値) 権利付き最終日:4月20日、10月20日 |
《優待内容》 |
ジェフグルメカード 100株以上 継続保有期間 2年未満:1,000円分 2年以上*:2,000円分 * 2018年10月20日の基準日以降、毎年4月20日と10月20日の基準日において継続して100株以上保有し、同一株主番号で5回以上連続して記載または記録されていること。 |
こちらは4月20日と10月20日権利の年2回、ジェフグルメカードがもらえるのですが、継続保有期間が2年以上になると半期ごとに2,000円分のジェフグルメカードがいただけるのです。
100株保有の場合、2年以上の継続保有で年間4,000円分のジェフグルメカードがもらえるので、配当金とあわせて利回りは約3パーセントになります。
ジェフグルメカードはおつりが出る点がポイントで、例えば他の株主優待が使えるお店で500円券や1,000円券を使って、端数が出た際にジェフグルメカードを使えばおつりが出るので得した気分になりますね。使用期限もありませんし、使えるお店も多いので外食の際に重宝します。
Next: 第1位は、大人も子供も嬉しいお菓子がどっさり届くあの銘柄
10月権利確定のおすすめ優待銘柄 第1位:正栄食品工業<8079>
正栄食品工業は、食材の輸入・卸販売を行う食品専門商社で、菓子・パンメーカー向けの原材料が主力となっており、特に乾燥果実、ナッツ類に強く、輸入取扱量は業界トップクラスで、製造子会社で一次加工して供給する点が特徴の会社です。
こちらの株主優待は、4月末と10月末権利の年2回、100株以上保有で自社製品が、500株以上で自社製品のほかに50%割引券がもらえます。
《優待銘柄情報》 |
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正栄食品工業<8079> 最低単元購入価格:41万8,00円(※10月13日終値) 権利付き最終日:4月末、10月末 |
《優待内容》 |
(1) 自社製品 100株以上 菓子類詰合せ (2) 通販カタログ掲載商品50%割引券(1枚の割引限度額3,240円) |
こちらのポイントとしては、100株以上保有で4月末と10月末権利の年2回、自社製品の詰め合わせがもらえますが、その詰め合わせが毎回ずっしりと重く、いろいろな商品が盛りだくさんで届くことです。
マロングラッセやナッツ類、クッキーなどがたくさん入っていて、大人から子供まで楽しめる優待品ではないでしょうか。
こんなにたくさんの商品が年2回ももらえるので、権利銘柄の少ない10月にはおススメしたい銘柄なので第1位とさせていただきました。
また、500株以上でもらえる50%割引券は金額に上限はありますが、カタログ商品を購入する時に、安く購入することができるので、商品が気に入った方はこちらも注目してみてはいかがでしょうか。
以上、10月権利銘柄で私のお気に入り3銘柄をランキング形式にてご紹介いたしました。
私が銘柄を選ぶ基準のひとつとして、純粋にいただける株主優待に「お得感があるか」「魅力的であるか」であり、必ずしも企業業績を考慮している訳ではありません。投資をされる際の判断は自己責任にてお願いいたします。
本記事は『マネーボイス』のための書き下ろしです(2020年10月13日)
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による