あのホイチョイドラマの新作は、ラブコメならぬ「カブ」コメ?

2015.10.16
by 横田吉木
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「私をスキーに連れてって」(1987年)、「彼女が水着にきがえたら」(1989年)、「波の数だけ抱きしめて」(1991年)の、三作で一斉を風靡したクリエイターグループ・ホイチョイ・プロダクションズ

30歳以上の読者の方々ならば、一度はその名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

そのホイチョイ・プロダクションズの代表である馬場康夫氏製作の連続ドラマ「恋の時価総額」が、10月23日からBS スカパー! にて放送されます。

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今回のテーマは「」。数々のブームを生み出してきた馬場氏が、今、モテる男に必要なアイテムとして題材にしたとのこと。ストーリーは、30代前後の男女それぞれ2人ずつが隣の部屋に住むマンションで繰り広げられる4人のラブコメディ。そこに株と経済が関わりあい、ラブコメならぬカブコメが展開される。株と恋愛が交じり合っていく……どんな物語になっていくのか気になりますね。

キャストが語る「恋の時価総額」

カブコメを演じるのは、田中圭、木南晴夏、中村静香、波岡一喜。今回、収録取材会でそれぞれが感じたこのドラマの魅力を存分に語ってくれました。

まずは、それぞれの役が非常に個性的とのことで、キャストそれぞれが自分の役を解説。田中は「おっぱい好きでチャラいTV局のドラマプロデューサー役」。そして木南は「意識が高い系の女子で、SNSに自撮りばっかり載せていて酒乱です(笑)」。浪岡「真面目で株のことしか考えていないオタクな感じです」とコメント。

続いて中村が「男性をお金としか見ていなくて、ご飯を御馳走してもらおうとするようなイマドキ女子」と回答したところに、浪岡が「それって静香ちゃんのことじゃない」とジョークを飛ばすなど、キャスト4人の仲は非常に良い様子が伺えました。

そして見どころでは、株のことしか考えていない役を演じる浪岡から「セリフの中で株について覚えていくうちに興味が出てきました。僕達の中で株をやろうという話がでているくらい、株に興味を持てるドラマです。観た人にも株を面白そうだなって思ってほしいですね」とコメントしてくれました。

さらに田中は「恋」の部分にも注目してほしいとのことで、「全員が片思いという一方通行の思いも見どころです。ちょっとしたセリフの掛け違いで人間関係が変わっていくところも見どころです」と締めた。

ホイチョイ・プロダクションズが描く恋愛ドラマ。しかもテーマは「株」。どんなドラマになるのでしょうか。10月23日からBS スカパー! にて放送され、第1話は無料放送。ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

また今回のホイチョイ新ドラマの放送を記念して、10月16日、30日、11月14日にフジテレビの伝説的深夜バラエティーとして語り継がれる「カノッサの屈辱」も放映されるようです。ホイチョイ・プロダクションズが企画を立ち上げ、当時の流行や社会の兆候を、大学講義風に、歴史の史実になぞらえて解説する歴史パロディ番組。当時を懐かしんでこちらも併せてチェックしてみては。

◯information
BS スカパー!「恋の時価総額」

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