プーチン人気を支える驚異的な「記憶力」…そのワケはロシアの伝統教育

 

日常的に記憶力をよくする訓練

「記憶力をよくする」

それが「いいことをもたらす」ことがわかっていても、忙しいのでなかなか訓練できませんね。あまり時間をかけず訓練する方法はないのでしょうか?

たとえば、皆さん「家計簿」つけてますか?

毎晩、家計簿をつけながら、朝から今日一日を振り返ります。映像に描きながら、「金を使った場面」を思い出します。今日あったことなので、イメージしやすいでしょう。

「俺は家計簿つけてない」という人は、日記をつけてはいかがでしょうか? 日記を書きながら、朝から一日あったことを、順番にイメージしていきます。

これだけでも、イメージ力と記憶力がどんどん上がっていきます。

国は「記憶力をよくする教育」を

ロシアの教育が全部いいとはいいません。しかし、「記憶力を高める」部分は見習っていいと思います。

子供の頃から、「よい内容」のテキストを、暗記させる。繰り返し繰り返し学ぶことで、記憶力がよくなるだけでなく、潜在意識が清められます。

戦前は、「論語」とか、「教育勅語」を丸暗記させていたそうです。やり方はいろいろあるでしょうが、「記憶力を高める教育」はやるべきだと思います。

image by: ID1974 / Shutterstock.com

 

『ロシア政治経済ジャーナル』
著者/北野幸伯
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