まだ「公務員は安泰」と思っている人に教えたい、日本の残酷な現実

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メルマガ読者から公務員の将来について質問を受けた『高城未来研究所「Future Report」』の著者・高城剛さん。その答えは公務員や志望者のみならず、我々日本国民にとって大変ショッキングなものでした。

公務員の将来は安泰?

Question

shitumon

本を読んだり、旅行をしたりするのが何より好きな25歳のフリーターです。

今は若いし実家暮らしなので、この生活を続けられますが、今後は、続けられない気がします。

そこで、休みもしっかりとれて、趣味にも、地域活動にも時間をとれる公務員を志望しています。高城さんは、公務員の将来についてどうお考えですか?

高城剛さんの回答

このままご定年まで現在の日本国家財政状況悪化せず、維持できれば問題ないと思いますが、もし、国家が財政破綻などになると、公務員の給与はまっさきに大幅カットされるのが世の常です。

僕が25才の時にも、友人が安泰で休みがしっかり取れるから入社したはずの大手金融機関がバタバタと潰れました。

すぐにとは申しませんが、どこかで日本財政破綻避けられないものだと思われます。その時にIMF手を借りるか否かが、本当の分かれ道になるのだろうと僕は思っています。

以前、IMFがまとめた日本再建レポートによれば、「公務員総数30%カット給料30%カットボーナス全てカット」「公務員の退職金は100%すべてカット」です。

僕は通貨下落とインフレにより、実質的にはもっと酷いことになるだろうと、世界中の財政破綻した国家を見て考えています。

image by: Shutterstock

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takashiro 高城未来研究所「Future Report」

著者:高城 剛
1964年生まれ。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。毎週2通に渡るメルマガは、注目ガジェットや海外移住のヒント、マクロビの始め方や読者の質問に懇切丁寧に答えるQ&Aコーナーなど「今知りたいこと」を網羅する。
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