スパスパ… ←彼がタバコを吸い始めました。
ごほっ、コンコン! ←咳をしています。
「あ、あのね……」
「ん? なあに?」
「ごめんなさい、私、タバコが凄く苦手なの。喘息持ちで煙を吸うと咳が止まらなくなるので……」
と、このように『感情的にならずに』伝えたら良いわけです。
こう伝えたら、「あっ、そうなんだ、ごめん、ごめん」という感じに場が収まる可能性が高いでしょう。(これで険悪になるようなら、やめた方が良いです)
交際に至るまでの間、盛り下がってしまうと復活は「基本」できません。
だから、デートでイラっとしたり、「もう何なの!?」と感じたときは、次のように考えると良いです。
「この恋、これで終わっていいの?」
いいと思うなら、思う存分にブチまけてください☆
嫌だと思うなら、この恋を失わないために、どうしたらいいのか。
それを考えて行動することが大切なのです。
これが、
「感情の向こう側にある目標」を見据えた行動を取ろう。
というマーチン論なのです。
これ……10年以上前に生まれたマーチン語録なのですヨ☆
それは後付けの理由
その他にも、誰もがやってしまうような誤解や失敗が見られます。
「夜ご飯どうする?」と聞いたら、この後自分は飲み会に行くと言われ、
また腹が立ちました。何故先に言わないの…と思いつつその場で解散しました。
これは「喘息が出るから辞めて」と伝えた後の話です。
ということは、この後、彼が飲みに行くのが本当かどうかは、わからない話です。
というよりも、「喘息が出るからやめて」と言われて気分を害したため、「もう面倒くさいから帰ろう」と思って、「この後飲みに行くから」と言われた可能性が高いと思います。
なので、「何故先に言わないの…」という話も、またズレている可能性が高いのです。
こうして見ると、カンナちゃんは彼とのデートにおいて、不平不満ばかり言ってることがわかります。しかし、これ↓
彼との距離を縮めたいですが、ムリでしょうか?
冒頭でお話したように、言動に一貫性がありませんよね……。
なので、正直に申し上げてもうムリだと思います。
また、このままでは相手が変わっても、同じことの繰り返しだと強く感じます。
自分が頑張りたいと思うなら不平不満を言わないことが大事です。
マイナスの言葉を思ったり、他人にグチったりしていると、そういう気持ちが態度や言葉に出て、必ず相手に伝わります。
すると、ほとんど確実に終わってしまうのです。
先程の「“感情の向こう側にある目標”を見据えた行動を取る」こと。
つまり、彼と付き合いたいなら、どういうデートの心構えが必要なのか。
ひと言で言いますと、デートとは「接待するつもり」で臨むことが大事です。
そして、デートとは「相手に自分を好きになってもらう場」です。
これ、何度も出てきている言葉ですが、本当に大切なことなのです。
こうして見ると、カンナちゃんのデートが良いものではなかったことが、よくわかると思うのです。
…………。
男性も女性も、デートに誘われたならば、自分でもお店を探して予約しておくことをお勧めします。
「誘われたから、出しゃばったマネはしない方がいいのでは?」とか、「誘う側がやるもんでは?」と言っていてはご縁を逃してしまいます。
これらにそのままお答えしますと、
「誘われたから、出しゃばったマネはしない方がいいのでは?」
その通りです。だから、出しゃばらなければいいのです。
当日待ち合わせをしたら、「今日のお店は決まってるの?」と聞きましょう。
「うん、予約してあるよ」と言われたら、「そっかあ、ありがとう!」と笑顔で伝えます。
そして、入店後にトイレから電話して、丁重にキャンセルを伝えたらいいのです。
「決まってないんだ」と言われたら、「じゃあ、もし良かったら……と思って、お店を押さえてあるから、そこに行きませんか?」と伝えたらよいわけです。
「誘う側がやるもんでは?」
普通はそうだと思います。
しかし、お相手が予約していなかったためデートが盛り上がらず、「どうしたらいいでしょう?」という相談が後を絶たないのも事実なのです。
大事なことは「どちらが予約するか」なんて、ことではありません。
いかにして、そのデートを良いものにするか、です。
二人で食事をする以上、自分も相手に好意や興味があるのです。
だったら、その恋のために尽くす。
いつも全力を尽くして欲しいと、僕は思うのです。