解決案のあれこれ
順に見ていきましょう。
お二人のズレはスポーツバーで飲んでいる時から始まります。
しかしその時、タバコを5本以上吸われ泣きそうになりました。
(私はタバコの煙で喘息が出てしまうと、以前に伝えていたのですが……)
そうであるなら、これはもう喫煙者と付き合おうと考えるべきではないでしょう。
どんなに良さそうな人であろうが、そういう問題ではありません。
結婚を見据えて婚活パーティでお相手探しをしているわけですから、出会い探しの時点で、喫煙者は全て除外することが必要です。
喫煙者と禁煙者のお付き合いについては、過去にも触れたことがありますが、大原則、自分と同じ立場の人と付き合うべき、というのが実践上の結論です。(僕自身と、15年間のご相談実績での判断です)
「水と油」というくらい、この二者は噛み合わないです。
今回は、それに追い打ちをかけるように「タバコを吸われると喘息が出る」という話までありましたので、「もう考える余地はないだろう」というのが答えです。
また、これはカンナちゃんは尚更のこと、タバコを吸わない人、全員が考えておくべきことなのですが……
スポーツバーなんかに行ったら、相手が吸わなくても、誰かが吸いますよね!?
で、結局「うわー、もう煙たいな~!」とイライラが募ることが目に見えます。
だから、最初からそういう飲み屋には行かない。これしか解決案はありません。
行くなら「煙たくなることを覚悟する。文句を言わない」と決めるべきです。
つまり、カンナちゃんの場合は、スポーツバーに行く時点で自分が間違っていると僕は思うのです。
この話は僕自身もずっと実践しています。(僕はタバコが大の苦手です)
だから、基本、タバコOKのお店だったら個室があるお店にしか行きません。
また、個室がないお店に行くなら、入店時に「自分はタバコが苦手なので、できればあまり煙たくない席をお願いしたいのですが……」とやんわり伝えます。
すると、席が空いていれば、吸わないお客さんの隣とか、窓際で煙たくない席などを用意してくれることが多いですよ。
これも、気持ちよくデートをするための手段です。
あと、お二人の場合は、
(私はタバコの煙で喘息が出てしまうと、以前に伝えていたのですが……)
という話もありました。これ、ごもっともに聞こえますが、言い換えるなら「だから、アンタが私に合わせなさいよね」と言っているのと同じです。
その証拠が、こちらに見えます。
私の事を何とも思ってないからでしょうか? 注意するとやめてはくれます。
「注意すると」って……。僕が相手の男性だったら「お前何様だよ」と思います。
「タバコを吸わないように、お願いしたらやめてくれます」とあるべきなのです。
些細な言葉には本音が出ます。
これも、その一例だと言えるでしょう。
感情の向こう側を見据えた行動を取ろう
このスポーツバーでの一件以来、
- LINEの返事をしない。
- ドライブをドタキャンする。
という、その場の感情で行動をしてしまいました。
これはカンナちゃんに限らず、誰にでもやってしまう可能性があるお話です。
僕も30歳、マーチン先生を始める頃までは同じような失敗をしていました。
しかし、こうした感情的な行動を取ると、必ず自分が後悔するのです!!
ここを学ぶことが大事です。
今回もそうなのですが、往々にして「こうあるべきでしょ?」と思っていること、それ自体は間違っていないことが多いです。でも、言ってしまうと必ず後悔する。
これがどうしてか、わかりますか??
はい! これは面白い問題です。考えてみましょう!
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はい、答えはこちら。
- 言っていることの道理は正しいけれど、
- 感情的な行動を取ることは間違っているから、なのです。
例えば、スポーツバーでの一件は、次のように伝えたら良いわけです。