キャリア14年の講師が見抜いた、英語に苦手意識がある人が試すべき3つのステップ

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新年度を迎え思い切って英会話を始めたのはいいけど、ホントにしゃべれるようになるのだろうか…。そんな不安を抱えてる方に向けて、今年で英会話講師歴14年というロゼさんが、生徒さんに教える「英語上達3つのステップ」をメルマガ上で特別公開しています。

英語ができないという暗示から逃れて着実に上達させる方法

私が英語講師を14年間やっていて日々思うのは、英語力の高い人というのは必ずしも英文法の知識や学歴うんぬんではないということ。ブログ「現役カリスマ英語講師からのアドバイス」でも書いていますが、北米の語学学校に通っている日本人の生徒さんたちをタイプ別に分けて実例をご紹介します。

生徒Xタイプ:英文法中級、関西・沖縄出身
レッスン内で学んだことは、必ず当日・後日、応用して発言したり書いたりして実践
クラス内で発言することを一切躊躇しない
むしろ間違えを指摘してもらって、そこから学ぶ姿勢が整っている。

生徒Yタイプ:英文法中級、九州・東北出身
レッスン内では物静か。冷静な判断をして着実に英語を使う。
クラス内で発言することは
レッスン後に個々で話すと、わりと正しい英語が使えているのが特徴的。

生徒Zタイプ:英文法中級、東京出身
レッスン内では、英文法力を見せびらかす傾向が強いが、応用して使うことは少ない
クラス内では聞かれれば発言するが、自ら我も我もと話すことは
間違えることが怖いし、嫌い。

タイプ別に見て、XとYとZ、どのタイプが一番英語が早く上達すると思いますか。

皆様の予想通り、Xタイプです。

Xタイプは間違った英語を使うことに対して恐怖心がありません。これは、南米や中東からの生徒さんたちにも共通しています。では、間違っていても英語で発言さえしていれば上達に繋がるのでしょうか。

出身地を問わず、自発的に発言する人といつでも恐れずに質問をする人は英語の上達が早いのが英語講師暦14年間の経験から言えることです。

分からないことを分からない、知らないことは知らないと素直に言える勇気も必要。

分からないから知らないから質問をする。
質問をして理解する。
理解できたからこそ実践できる。
実践することで自信がつき上達に繋がる。

簡単な構図のように見えて、最初のステップを踏めない人が多いのが現状です。逆に、そもそも恥ずかしくて質問できない。自己流に理解して終わり。結局実践できず、当然のことながら上達に繋がりません。

英語に対して苦手意識があっても、この3つのステップを試してみてください。

  1. 間違いを恐れず自発的に発言する
  2. 恥ずかしがらずに分からないことは分からないと認めて質問する
  3. 理解できたら忘れないうちに書いたり話したりして実践する

こうして見てみると何とも簡単なことにように思えるかもしれませんが、ステップ1をクリアしないことには先に進めませんので、生徒さんたちにも教えたことですが、日本人の場合、どうしても白人相手だと物怖じしてしまいがちなようなので、学校外で誰かに話しかけるときはあえて肌色や目の色が似ている人種などを相手に練習するとリラックスできます。

慣れてきたら、どんな国籍・人種相手にでもステップ1-3を試すことができますよ!

『婚活に疲れたら海外で幸せをつかもう!』第48号より一部抜粋

著者/ロゼ
カナダ育ちのバイリンガル、上智大学卒。カナダのバンクーバーで英語講師としてキャリアを積みつつ国際恋愛・国際結婚アドバイザーとしても活躍中。婚活に疲れたアラサー・アラフォー女性に毎回国際結婚のヒントを与えてくれるこのメルマガ、初月無料です!
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