クリスマスパーティーで主役になる「キラキラアイテム」メイク術

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もうすぐクリスマスです。クリスマスパーティーでは、女性なら華やかなメイクで参加したいもの。ここぞという場所に使い分けたい「キラキラアイテム」にパールとラメのアイシャドウがあります。メイクアップアーティストの寺長根愛さんは、無料メルマガ『メイクアップ人生 』で、知っておきたい「キラキラアイテム」のメイク術を紹介しています。

パールとラメを使い分ける

これからの季節、忘年会、クリスマスパーティなど、いつもより華やかにメイクをしたい機会が増えてくると思います。

そんなとき、手っ取り早く華やかにしようと思うと、やはり「キラキラ」アイテムを取り入れる方が多いと思います。

しかし、この「キラキラ」にも種類があります。何も考えずに、ただ光っているからといって使ってしまうと、予想外の仕上がりになってしまうこともあります。

「キラキラ」にも種類があるということを認識し、そして、それぞれが、どんなメリット&デメリットを持っているのかを、きちんと把握した上で、自分に合ったキラキラ」を使っていきましょう。

キラキラアイテムの種類

パール・・・粒子がとっても細かいので、一粒一粒の粒子を目で見て確認することはできない。よって、面が光る感じになる。

ラメ・・・粒子が大きいので、一粒一粒の点を目で見て確認することができる。よって、面で光るパールに対し、ラメは点で光る

ちなみに、強いパールはメタリック(金属的)な質感になったり、強いラメはグリッターのような質感になる。

また、面も光るし、点でも光っているという、パールとラメの混合型も存在する。その場合は、パールとラメの両方の要素を持ち合わせる。

まずは、このような違いがあることを認識します。

洋服の生地でいうならば、サテンのように生地そのものが光っているのがパールで、金糸が織り込まれたツイードのように、ところどころ光って見えるのがラメ、というようにイメージすると分かりやすいと思います。

では、それぞれがもたらすメリット&デメリットを把握していきましょう。

パールのメリット&デメリット

パールのアイシャドウは「膨張性」があります。ですので、まぶたが痩せ、へこみが気になる方にはオススメです。逆に、まぶたの腫れぼったさが気になる方には不向きです。

パールという質感は、華やかに見えると同時に、やや金属的な「冷たさ」「硬さ」も加わるため、「クール・かっこいい」というイメージが強くなります。そうなりたい方にはオススメです

逆に「優しい・ふんわり」を目指す方には不向きです。

パールものを使うと、写真を撮った時に、「色飛び」がしやすくなります。実際の色味よりも薄くなったり、白っぽく映ることが多いのです。ですので、写真撮影の時には、あまり適していません

ラメのメリット&デメリット

ラメのアイシャドウには「膨張性」がありません。ですので、まぶたの腫れぼったさが気になるけど、キラキラさせたいという方には、オススメです。逆に、まぶたの痩せ具合を目立たなくする効果は低いです。

ラメのアイシャドウは、比較的「発色が弱い」ものが多いです。ですので、色味をつけて、なおかつラメの輝きを加えたい場合は、「色味のアイシャドウ」を最初に塗り、それから「ラメのアイシャドウ」を重ねるという手順を踏むのがオススメです。

ラメのアイシャドウは、点で光りますので、どうしても「かわいらしい」「子供っぽい」という印象になりがちです。

大人っぽく仕上げたいときには、ラメよりもパールかわいく仕上げたいときには、パールよりラメ、というように使い分けるのも一つの方法です。

いかがでしょうか。

このようにして、パールとラメには、それぞれ全く違うメリット&デメリットがあるのですが、それらを認識せずに、とりあえずキラキラするから使っているという方も、少なくありません。

せっかくのパーティメイクを、より理想通りに仕上げるためにも、パールとラメの違いを認識し、なりたいイメージ、シチュエーションに合わせて、使い分けていきましょう。

 image by: Shutterstock

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『メイクアップ人生 』より一部抜粋

著者/寺長根 愛
メイクに関する情報を惜しみなく配信しています。とにかくメイクが上手くなりたい女性の為のメルマガ。【著者/メイクスタジオ経営から芸能人・タレントのヘアメイクなど、幅広く活躍中のメイクアップアーティスト・寺長根愛(てらながねあい)】
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