「借りた金は返さない」が常識の外国を日本は見習うべきではない

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欧米文化の方が正しく、日本文化は劣っている—。黒船来航以来、日本人の中に刷り込まれた欧米コンプレックスは、21世紀を迎えた現在でも根深いものがあります。しかし、中部大学の武田邦彦教授は、自身のメルマガ『武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』で、サラ金の繁栄などを事例として挙げ、日本文化というものがいかに素晴らしいかを力説しています。

「お金は借りたら返さない」が常識の外国を日本は見習うべきか

著者は教育や科学の分野で国の委員をかなり経験したが、そこではすぐ「アメリカが、ドイツが…」というのが出てくる。そのたびに著者は「日本という優等生が、なぜ劣等生の国に学ばなければならないのだ」と発言したが、マスコミが「アメリカヨーロッパは日本より優れている」という記事を書き続けるので、日本はせっかく良い文化を持っているのに、引きずり下ろされている

日本の文化の中でも悪いものや改善すべきことは多い。でも、アメリカやヨーロッパの社会の方がかなり劣るし、中国も感心したものではない。たとえば夫婦別姓でも中国の夫婦別姓は「女性を蔑視し、一緒の籍には入れたくない」という意味でもあり、またドイツでは「妻の地位」というのを認めていない。一つひとつのことは良い場合と悪い場合があるが、「舶来はすべて正しい」という日本人の純情な心はあまりいただけない

男女のこともこのシリーズで書いたが、日本の女性の地位は世界的に見て圧倒的に高い。ただヨーロッパは「女性は男性と同じことをすべきだ」という考えで点数を付けるので日本の女性の地位が低いという結果がでるが、日本は「女性の方が男性より価値が高いが、だからといって女性がより価値の低い男性のまねをする必要は無い」という考えだからまるで違う。

日本では「サラリーマン金融が繁栄したが、諸外国では銀行の方が繁栄した。この理由日本文化にある。

日本人は「借りたものは返さなければならない。もし返さなければお笑いになって結構です」という文化だ。つまり「誠実と恥の文化」だが、外国は「借りたものは返さなくてよい」が基本だから、担保を取る銀行が栄え、担保を取らないサラ金は誰も借りたお金を返さないのでつぶれてしまう

事実、1980年に担保なしのサラリーマン金融がはじまったとき、「担保がないお金が返ってくるか」と金融界は訝った。ところが、事実は世界でもまれな現象が起こり、実に90%を超えるお金サラ金に返ってきたのだ!!

「日本人ってバカだな。担保もない金を返すなんて!」と外国ではバカにされたが、馬鹿にする方が野蛮な文化だ。私たちはこの優れた文化を是非とも子供たちに引き継ぎたいと思う。

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image by: Shutterstock

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武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』より一部抜粋

東京大学卒業後、旭化成に入社。同社にてウラン濃縮研究所長を勤め、芝浦工業大学工学部教授を経て現職に就任。現在、テレビ出演等で活躍。メルマガで、原発や環境問題を中心にテレビでは言えない“真実”を発信中。
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