受診したほうが良い場合
・生後3ヵ月以前の赤ちゃん
・高熱をともなうはげしい咳
・唇が紫色になっている
・顔色が悪く、ぐったりしている
・胸がぜーぜー、ひゅーひゅーいって、苦しそうな咳がでる。(喘息の可能性あり)
その他、親御さんが必要だと思ったら、受診してください。
咳の音
・コンコン
ふつうの風邪のとき。 タバコや、線香や花火の煙に 刺激されたときにもでるタイプ
・ゴホンゴホン
痰がからんでいる。気管支や肺に炎症が起こっている可能性あり
・ケンケン
仮性クループが考えられる
・コンコンコンで、最後に、ヒーっと息を吸う
百日ぜきの可能性あり
・ゼーゼー、ヒューヒューの音をともなう
喘息の可能性あり
咳の症状緩和によい、自然療法
・乾いた咳(コンコン)
こんにゃく湿布で、胸部をあたためる。
咳がおきる原因が、胸部の冷えもあって、そこをあたためたいから、咳がおこるというとらえ方もあります。
実際、私も娘が夜に咳が出たときにこんにゃく湿布をあててあげました。娘にとっては、熱すぎるものなので、ちょっとしかあたためていませんが、夜間の咳がでなかったのです。
こんにゃくは、毒素を吸い出す力が大きいようで、そういう方向の症状緩和はとても良いと思います。
こんにゃく湿布の詳細(湿布の部分のみ、ご参考ください)※湿った咳にはあわない。
☆こんにゃく湿布のこんにゃくについて
私は、こんにゃくが大好きなのと、行きつけの自然食品店では、ひとつ300円するため、そのこんにゃくでの湿布は抵抗がありました。
なので、一般のスーパーに売っている、生芋こんにゃく(150円くらい)を使っています。
それでも、大変気持ちが良いので、冷蔵庫に数枚、常備しています。(数回使えるが、使ったものは食べない)
・湿った咳(ゴホンゴホン)
砂糖を避ける。肝臓と腎臓や、胸部に里芋湿布をする
足湯など、血行をよくすることも大事。
いろいろとマメ知識的なことを書きましたが、「子どもさんが苦しいとき、何かしてあげたい!」という親御さんのために書きました。
私の場合には、咳はもちろん、鼻水、くしゃみ等々、全く気にしていませんでした。
「あ、出てるなぁ。排出しているなぁ」それだけで、何もしなくても、症状が経過していくことも多いです。
咳は苦しいですが、咳で死ぬことはほとんどない。(咳で死ぬことはないと、断定する医師もいるほど)
そのこともどうか、頭に入れておいてくださいね!お母さんと、子どもたちのために…
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『子どもの病気のとらえ方 ~“生きるチカラ”を育む~』より一部抜粋
著者/子どもの“生きるチカラ”を守る会
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