暗殺を恐れる習近平。腐敗一掃で中国共産党の不満分子が爆発寸前

 

裸の皇帝・習近平

少し前にRPEで、「習近平が『裸の皇帝』と呼ばれる日が来るかもしれない」と書きました。ルトワックさんは、「裸の皇帝」という言葉は使っていませんが、実質同じようなことを言っています。

まず習近平は、「暗殺されるかもしれない

習近平以外のこれまでのリーダーたちは、党のベテランに対する数万件もの汚職捜査など行ったことはない。

 

一般の中国国民にとっては、習近平がとんでもないリスクを背負っているように見える。多くの政敵に睨まれることになるからだ。

 

これは実質的に「暗殺のリスク」の可能性が出てくることを意味する。
(72p)

実際、習近平は「暗殺」を恐れ、ボディーガードを頻繁に代えているのだそうです。

そして、ルトワックさんは、習近平に国内外で起こっていることの「真実を伝えてくれる人が誰もいない」と断言しています。ルトワックさんがいうに、習近平は、「1つ以外すべてのもの」をもっている。美しい妻がいて、中国の国家主席、中国共産党の総書記、中央軍事委員会の主席で、しかも健康である。しかし…。

彼が持っていないものがただ1つある。彼に真実を伝えてくれる人材だ。誰も彼に真実を伝えていないのである。
(120p)

たとえば彼に対して、「今回の訪米は完全な失敗でした」と伝えるメディアがない。つまり彼には、正確な情報をフィードバックするシステムが存在していないのである。
(121p)

これは、致命的ですね。習近平は世界第2の大国のトップでありながら、「負けても勝ったと伝える」「大本営放送」並の情報しか得ることができないというのです。

ルトワックさんによると、習近平は、対外政策で大失敗している。そして、国内では大規模な「反腐敗運動」で、あまりにも多くの敵を作ってしまった。さらに「誰も彼に真実を伝えない」「孤立した状態」。相当ヤバい状況にあるということですね。

メルマガでは、字数の関係で「いきなり結論」を書かざるを得ません。「なんと突飛な!」と思われた人は、要するに「説明不足」なのです。

「ホントに、習近平はゴルバチョフなのですか~~?」と疑問な方は、是非ともこちらをご一読ください。『中国4.0~暴発する中華帝国』。いえ、世界の現状と未来に関心がある人は、必読です。

image by: Flickr

 

ロシア政治経済ジャーナル
著者/北野幸伯
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