鉄拳、May J.、斎藤工も登壇！ショートショートのオープニングイベントに豪華キャストが勢揃い

2015.06.05

by 横田吉木

鉄拳の新作パラパラ漫画はフィギュアスケートがテーマ

そして日本のショートフィルム文化の発展・普及に貢献した作品・人物に贈られる「話題賞」には、パラパラ漫画『振り子』が話題となり、動画再生数300万回以上を記録した鉄拳さんが選ばれました。

会場では新作パラパラ漫画『SLIDE』が初公開。ジェットコースターで時の流れを表し、フィギュア選手の一生を描いています。製作期間3カ月、枚数は過去最高の2900枚の力作となっています。前作の『振り子』以上に感動できる作品でしたので、是非会場でご覧になってください。

そして鉄拳さんが登壇。額には作品名が記されており、LiLiCoさんからトロフィーが渡されました。LiLiCoさんは「撮影に行く前に観たら号泣してしまって、撮影が台無しでしたよ。本当に素晴らしい作品でしたよ」とコメント。鉄拳さんからは「次回はもっと凄い作品を作んなきゃいけないのかな？次回ダメでもみなさんがっかりしないでくださいよね。これからも頑張ります」と控えめなコメント。

別所さんから「浅田真央さんを彷彿とさせる作品ですね」と問いかけられ、鉄拳さんも「偶然にもこの作品が出来上がった時期とほぼ同じ時期に復帰会見をされておりめっちゃびっくりしました。浅田さんにぜひ観て頂いて、感想を聞きたいです」と話しました。

May J.の曲をモチーフにしたショートフィルム

鉄拳さんが降壇し、会場にはMay J.さんの最新曲「Love is tough」が流れ、その世界観をモチーフにUULAとShortShortが共同製作したショートフィルム『ブーケなんていらない』の映像が流れだし、May J.さんとアベラヒデノブ監督が登壇。

アベラヒデノブ監督は、「大学時代の親友だった4人の女子が1年ぶりに集まり、その4人はみんな良い恋愛ができていない中、一番傷ついていた娘がブーケをキャッチしちゃって、その勢いでみんな告っちゃおうぜ！という作品です」と作品概要を話し、「失恋ラッキーと思えるような作品を創っていきたい」と抱負を語りました。

そしてイベントの最後には、この日に上映された『家族ごっこ』に出演している斎藤工さんも登壇。

斎藤さんは「去年は監督作品を出させていただき、それが今年の国際エミー賞にノミネートされまして、今年1年間、ショートフィルムに夢を見させていただきました。この場所に帰ってこれてうれしいです。『家族ごっこ』はショートフィルムだからこそ描けるビュッフェのような映画になっていますので、ぜひよろしくお願いいたします」と見どころも語ってくれました。

そして登壇した全員で撮影を行い、イベントは大盛況のまま幕を閉じました。