世界で同性婚を認めている国は何カ国? 英語で学ぶ国際ニュース

Guryanov Andrey/shutterstock
 

生徒の8割が肯定的

さて、今週1週間、塾の中学3年生~高校生・社会人の生徒さん達と、同性結婚を日本でも認めるべきかどうか? という話をしてきました。8割が「恋愛は自由だと思う」「誰にも迷惑をかけないから、別に良いのでは?」と肯定的。2割の人が「少子化がますます進んでしまう」「伝統的な家族の形が崩れてしまう」と反対していました。

私自身は肯定派です。自分の友達にゲイやレズビアンのカップル(日本人ではありません)もいます。彼らを好きで、彼らが幸せに生きる権利は守られるべきだと思います。しかし、反対派の意見も確かに理解できます。少子化に対する懸念などもあります。難しい問題ですね…。

同性結婚(あるいはパートナーシップ)を法制化するかどうかは、各国や自治体の判断に任せたいと思いますが、LGBT(※)の人達に対するヘイト・スピーチや、差別・いじめだけは、絶対にやめてほしいです。

※LGBT…Lesbian:女性同性愛者(レズビアン)、Gay:男性同性愛者(ゲイ)、Bisexual:両性愛者(バイセクシュアル)、Transgender:性同一性障害含む性別越境者など(トランスジェンダー)

LGBTという言葉は、私はここ2~3年、ニュースでよく聞くようになりました。

「日本に住んでいると、LGBTの方々とお会いする機会は、まだ少ない気がします。しかし欧米では、LGBTの方々は珍しい存在ではなく、お会いする機会も多いと思います。将来、皆さんが海外へ行った時に備えて、知識を持っておきましょう!」

と、塾の中高生たちに話をすると、皆、真剣に聞いてくれました。自分と違う価値観について勉強する機会って、大切ですね!

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