ラーメンブームに湧くNYで次に繁盛しそうな、意外すぎる“日本発”グルメとは?

Andrew F. Kazmierski / Shutterstock.comAndrew F. Kazmierski / Shutterstock.com
 

全米に6業種6社を展開するNY在住の起業家・中川不二雄さんが、その経験から得た独自の企業家論を展開するメルマガ『NY在住となりの起業家中川扶二夫「誰でもなれる海外起業家論」』。最新号では、日本人がいまNYで起業すれば繁盛しそうな飲食店は何かを、大胆予測しています。

夏のニューヨーク

週末はマンハッタンや郊外でストリートフェア、ブロックフェア、フリーマーケットが開かれています。

ちなみに、フリーマーケットのフリーとは、無料のFreeではなく、Fleaと英語で書きます。意味は蚤(のみ)。なので、翻訳すと「蚤の市」です。

しかし、日本では蚤は英語でフリー(Flea)であることがあまり知られてないので、なんとなく自由に参加できるマーケットで「Free Market」になっているみたいです。

さて、そのフリーマーケットやストリートフェア、起業にとても役に立ちます

先週土曜日、マンハッタンのPark Avenueで行われていたストリートフェアへ行きました。

そこになんとJapanのブロックがありました。僅か1ブロック、80mにラーメン、お好み焼き、たこやき、おむすび、旅行会社、豚の串焼き、八百屋、古着屋、水ヨーヨー釣り、肉まん類、和陶芸品、そして、AKBモドキのライブ、、まるで日本の縁日のようでした。

お客様は99%がアメリカ人

さて、気になる出店料金は飲食関係で約600ドル。午前10時から午後6時まで。

仮にあなたが、揚げたてのカツサンドを販売する店をOPENしたいと思っていれば、出店してみてください。1個$5で販売。多分800個売れます。売上げは4000ドル。原価率が30%でも、2800ドルの売上げ総利益。経費は場所代600ドル+人件費+諸経費、、、。

ここで実際にどれだけ利益が出るは分かりませんが、お客様、特にアメリカ人の反応が直接見れます。

さらに、、美味しければSNSでの拡散が凄いのです。店舗OPENを決めれば、待ってましたと、SNSで広まります。広告宣伝費用なしでお客様が来るのです。

実際、ベンダートラックで有名になったワッフルが、今は店舗を出しています。

もちろんこの美味しいワッフルトラックの居場所は、SNSやアプリでUpdateしていて調べられるのですが、行ってみるとすでにいなくなっている場合も結構あります。しかし、店舗だといつでも食べれるのです。

昨日久しぶりにそこへ行ってみました。行列ができていました。評判のワッフルですので、そこそこ美味しいのですが、日本にあるワッフル屋さんに比べて、まだまだ駄目駄目です。

日本からのラーメンブームのNYCですが、まだまだNYCへ進出できる飲食があると思います。

ワッフル、クレープ、高級鉄板焼き、高級天麩羅、、

しかし、一番はハンバーガーではないでしょうか?

フレッシュネスバーガー、モスバーガー、、、今の良さや和を残しながら、NYC風に進化させれば、マクドナルドやShake Shackを抜けると思います。

ちなみに、ストリートフェアの出店に興味のある方は、私まで連絡くださいませ。

『NY在住となりの起業家中川扶二夫「誰でもなれる海外起業家論」』
著者/中川扶二夫
日米での起業家。ノマドライフ家。29歳の時に単身ニューヨークへ渡り起業。現在では全米に6業種6社(20支店)を展開中。毎週水曜配信のメルマガには、起業やトラブル解決法などビジネスヒント満載です。
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