33年落ちの中古車、しかし程度は良好
箱から出して、あまりの程度の良さに驚きました。使用感こそあれど、33年前のオモチャとは思えません。フロントなんて思わずワックスをかけたいくらいです。これは快適なドライブが期待できそうです。早速電池を入れてみましょう。このゲームへの期待感の高さから……、
当時のセオリーどおり、マンガン電池を用意しました。単一4本というの燃費の悪さはさすがの昭和車です。いざ、電池をセットしてキーを回してみます……。
もはや希少なスーパーカーを見てくれよ!
軽快(?)なエンジン音と共に、画面が灯りました。ひょっとしたらバックライト(ランプ)くらい切れているかも? と、修理も覚悟していただけに嬉しい誤算です。
遊び方は簡単。奥から画面が流れてくるので、事故らないようにハンドルで手前の赤い自車を操作してドライブを楽しみます。ギアは0~4とトップギアである「TURBO」。ギアを上げると車の速度(背景が流れてくる速度)が上がります。ちなみに、スーパーカーなので左ハンドル仕様です。
ギアを上げるとタコメーターの回転数や速度メーターも上がります。最近のオモチャであれば全てLEDや液晶で表現されるようなギミックですが、ギアと連動して背面のプラ板が動いて数字やバーが表示されるというしくみ。アナログならではの工夫と味わいがあります。
それでは実際のドライビングシーンをどうぞ。
自宅のリビングでも、気分はスーパーカーオーナー。
時たま画面を動かすベルトが不調で動作が怪しい時もありましたが、一度分解してちゃんとメンテナンスしてあげれば、これからも元気に遊べそうです。