アメリカで巻き起こった「アイスコーヒー」ブーム。どういうこと?

2016.06.09
 

コーヒー大国アメリカが目指すのは日本!? 日本が最大のコーヒー消費国という驚くべき事実

実は日本は古くから世界最大のコーヒー消費量を誇り、その理由はカフェや喫茶店ではなく、何といっても「缶コーヒー」。

自動販売機やコンビニなど、いつでもどこでも低価格で手に入り、古くから慣れ親しんできた缶コーヒーですが、時代とともにそのクオリティも高まってきました。

そんな真のコーヒー大国に目を付けたのが、業界最大手のコカ・コーラ

アメリカやその他、海外のIllyと提携し、ボトルコーヒーおよび缶コーヒーの売り上げを世界規模で業界トップにまで押し上げましたが、その大きな要因は日本での売り上げなのだとか

Illyの日本での成功を受け、アメリカ国内でもスターバックスがペプシコーラと共同開発し、今夏新たにボトル入りアイスコーヒーを発売します。

他にも、大手コーヒーメーカーJAB Holdingsが展開するPeet’s Coffee & Teaや、Chobani yogurtが出資したLa Colombeなども、缶入りのアイスコーヒーやラテを続々と発売し、各メーカー競合している様子。

日本が最大のコーヒー消費国というのは何だか意外ですが、確かに日本の缶コーヒーのクオリティの高さとコストパフォーマンスに驚く外国人は多く、世界的に評価されているようです

SNS上でも日本のアイスコーヒーを賞賛する声が。

「日本旅行でアイスコーヒーをたくさん買うんだ!ハハ!」

 

「日本はアイスコーヒーが大好き。僕もアイスコーヒー大好き。日本大好き。帰りたくないよ!」

「アイスコーヒーを飲んで、日本のことを思い出しているよ」

「日本の美味しいコーヒーを手にいれた!」

海外ではまだあまり見かけない自動販売機も、日本の缶コーヒーの品質を保つ大きな理由のひとつ

このアイスコーヒーブームをきっかけに、日本の缶コーヒー技術にともなう日本メーカーの自販機の海外展開も見込めるかもしれませんね。

Image by: Shutterstock

Sourced by: BloombergBUSTLEbluebottle coffeeGORILLA COFFEE

文 / 貞賀 三奈美

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