医療業界の怖い話。なぜアトピーはいつまで経っても治らないのか?

 

高城剛さんの回答

日本の医療は、基本的に紋切り型の対処療法しかなく、それ以外のアプローチどころかアイデアを出すと、「白い巨塔から追い出されてしまうんです。

場合によっては、廃業に追い込まれますから、余計なことはやりませんよね。

このあたりは、芸能界とも似ているように感じています。

だからといって、海外の医療機関に頼れば、画期的な方法があると思い込むのも、良いことではありません。

また、代替医療は時間がかかる上にステロイドと併用していると効果がありませんし、かなりの時間を要します。

ですので、どんなに大変でもステロイドを止め少しの時間を空けてから代替医療にじっくり臨まなければ効果がないのです。

周囲を見ていると、半年ほど期間を空けたあと、刺絡療法を受けている人は、かなりの効果がみられます。

特にいままでのステロイド投薬量が少なければ少ないほど、効果があるようですが、数ヶ月は大変な思いをするのも間違いありません。

どちらにしろ、長い時間かけて治す気骨が重要で、その間に言い訳同然にステロイドに手を出してしまう自分との戦いなんです。

ご質問にあります「私がアトピーを治すために今やるべきこと」は、このご決断だと思います。

image by: Shutterstock

 

takashiro 『高城未来研究所「Future Report」』
著者:高城 剛
1964年生まれ。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。毎週2通に渡るメルマガは、注目ガジェットや海外移住のヒント、マクロビの始め方や読者の質問に懇切丁寧に答えるQ&Aコーナーなど「今知りたいこと」を網羅する。
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