しかしながらそうした専門職では無い普通の会社員が、自己啓発を同様に考えた場合、そこまで極めるのはオーバースペックですよね。オリンピック競技ではありませんから、どんな技術も一定以上のレベルになれば会社への貢献とは無関係です。なので、あるレベルに達したらもう一つの要素「心身」に力を入れるようにします。
ここで定義する「心身」とは、健全な心身から生まれる「気合」のようなもの。例えば能力が同じレベルの二人が同じ発言をしたとします。この時一人はスッと背筋が伸びていてハキハキ発言をする人で、もう一方は姿勢が悪く声が小さい人。この二人のうち、どちらの発言が社内で通り安いかは明白ですね。
組織の中では能力よりも人間力が上位概念である事も多く、腕や技ではなく、全身にみなぎるパワーやほとばしる覇気、そして人格的な重さで優劣が決まる事も多いんですね。
以上二つの「能力と心身」をバランスよく力を入れてこそ、能力査定も高評価を得やすくなります。査定者が主観的な「人」である以上、常にこの二つの要素に気を配る必要があります。
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