日本の刀や包丁が外国人に飛ぶように売れる、逆に売れない物は?

2016.10.13
by まぐまぐ編集部
 

永江一石さんの回答

わたしも外国人じゃないので詳細なトレンドは分かりかねるため、eBayで「Japanese Traditional」などのキーワードで検索してみた方が確実ではないでしょうか。

以前ざっと見た印象では、まず着物は人気がありました。それも振り袖や甚平ではなく『ラストサムライ』でトム・クルーズが羽織っていた着流しのイメージです。おそらく黒澤映画に出てくる侍のような格好で自宅でくつろぎたいのだと推測。

次に、日本刀などの刀です。わたしも外国の友人から刀を買いたいとよく聞かれるのですが、日本の刀鍛冶の技術は世界でもトップレベルなんです。ただ鑑定書がついているような高級刀は無許可で輸出出来ないので注意が必要ですが第二次世界大戦中に日本軍の士官が腰から下げていたような軍刀(新刀)って今でもアメリカで高値で売られてますよ。

ですので「日本の刀鍛冶が作った高級はさみ」なんか結構需要があるんじゃないかと思います。包丁などの刃物も海外の有名シェフが合羽橋でこぞって買い求めるほど注目されてるんです。以前テレビで見ましたが、5万とか10万円の高級包丁がバンバン売れてました

逆にそれほど人気がないのはお皿などの食器です。漆塗りの器などは保存に手間がかかりますし、料理によって合う合わないがありますよね。

つまり、こういう質問はわたしに聞くより、自分でいくつか出品してみるなりしてデータを取る方が早いと思います。

image by: Shutterstock

 

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著者:永江 一石
商品開発や集客プロモーションを手がける会社を設立し多くの企業のマーケテイングを行う。メルマガでは読者から寄せられたマーケティングのお悩みに対し具体的な解決策を提示。ネットショップや広報担当を中心に多くの購読者から支持されている。
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