日本のリサイクル運動は「もったいない美徳」を利用した集団詐欺か

 

社会には矛盾したことが多いので、ズルをして儲ける人は後を絶ちませんが、日本がこれまで豊かで外国と遜色のない国を作ってきたのは、日本人の勤勉さ、誠実さ、政府や指導層が庶民を圧迫することが少なかったからです。それが、「環境を守るという美名の前に音を立てて崩れたのがリサイクル運動とその法制化」だったのです。

「そんなこと知らなかった」という人も多いのですが、次世代の子供の時代の日本を豊かにし、守るためには大人が「お花畑」ではなく勇気を持って事実を直視することができなければならないのは言うまでもありません。

「科学技術立国」と言われる日本が環境問題については、もっとも遅れた非科学的な施策を進めてきたのは実に残念なことですが、それよりなにより誠実な日本文化を崩した方が大きな損害だったと筆者は考えます。

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武田邦彦メールマガジン「テレビが伝えない真実」』より一部抜粋

著者/武田邦彦
東京大学卒業後、旭化成に入社。同社にてウラン濃縮研究所長を勤め、芝浦工業大学工学部教授を経て現職に就任。現在、テレビ出演等で活躍。メルマガで、原発や環境問題を中心にテレビでは言えない“真実”を発信中。
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