なお、全額免除期間以外の部分免除(4分の3免除とか半額免除等)は計算がちょっと特殊。付加年金は
200円×393ヶ月=7万8,600円(月額6,550円)
よって、年金総額は
老齢基礎年金68万5,838円+付加年金7万8,600円=76万4,438円(月額6万3,703円)
となる。
また、この女性は昭和41年4月1日以前生まれの人なので、65歳以降に振替加算1万5,042円(平成28年度価額)付く場合がある。
※追記
国民年金保険料はまとめて保険料支払う前納をやると一定額の割引がありますが、付加保険料も前納する事により割引を受けられます。
なお、納付書で前納する場合は、まとめて支払うといっても、単に月々の国民年金保険料の納付書でまとめて支払っても割引は受けられないので前納用の納付書を使う。ちなみに、前納は口座振替の方が割引が大きい。
また、付加年金は国民年金基金に加入している人は付加保険料支払いはできません。国民年金基金に既に付加年金分が含まれてるから。
個人型確定拠出年金に加入してる人は付加年金にも加入出来ます。しかし、自営業の人等が加入する個人型確定拠出年金は月上限掛金6万8,000円ではありますが、付加保険料月額400円を納めると納められる個人型確定拠出年金の掛金が上限が6万7,000円となります。
6万8,000円から400円引いたら、6万7,600円まで個人型確定拠出年金の掛金納めれるんじゃ? と思われますが、確定拠出年金の掛金単位が1,000円単位なので6万7,000円となります。
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