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【断捨離】なぜ買ってから3年以上経った服は捨てた方がいいのか

お部屋を片付ける際に、手こずるのがクローゼット内の整理ですよね。服や小物が多くてどれを断捨離したらいいのかわからない……というそこの貴方。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では、片付けセミナーも開催されている著者の真井花さんが、クローゼットの効率的な整理方法を記しています。「2つの基準」を守れば楽々断捨離できますよ。

1000点は要らないよね

さて、本日は新しいスタートを切る前のお話。

この前、お正月だと思ったら、もうすぐ4月! ですね。会社も学校も4月から新年度が始まることが多いので、新しいスタートに向けてなんとなく心が沸き立ちますね。

さて、そんな4月もゴチャゴチャの部屋では気持ちが改まらないんじゃないでしょうか。もう耳タコだと思いますが、部屋が片付かない一番の理由はとにかくモノが多いからです。そして、現代の日本で特に多いのは服なんです。アイテム数が圧倒的に多いせいか、クローゼットの片付けは、片付けでも難易度の高い場所とされています。

圧倒的ってどのくらいの数だと思います? 女性の場合、下着も含めると1,000点以上!!  あると言われています。ウソみたいな数でしょ? ところがウソじゃないんだなあ。試しにトップスだけでも、下着だけでもいいから数えてみてくださいよ。仰天して、途中で数える気がなくなるから(^Д^)

ちなみにワタクシ。ストールやスカーフなど巻物が好きなんですよね。これを数えてみたところ18枚(^ー^; ありました。まあ、素材感とか気温とか無視してワンシーズンがだいたい3ヶ月で90日くらいだとしても、毎日変えて5回くらいしか使わない計算ですorz 使い切れないわ…。こうした過剰なモノを整理することで、アタリマエですが部屋が片付きやすくなるわけですよ。

ここで問題は、過剰と判断する基準ですよね。このテーマは片付けセミナーでもお話している 重要なポイントです。この基準がマズいとどうやっても上手く行かないんですね。服の場合、有効な基準がいくつか存在しています。「サイズアウト」「3年以上経った」です。なんていうか、こう、客観的に明らかでしょ? 身長が伸びたり体重が減ったり増えたりして、体に合わなくなった服はどれほど高価で思い入れがあっても無意味です。だって着られないんだもん

3年以上というのは、ちょっと解説が必要ですよね。服には、旬があるんです。いわゆる流行というヤツです。これはアパレルメーカーが結託して勝手に作り出した幻想(こんなこと言っちゃいけないのか)ですが、それでも多少は気になるモノですよね。ところが、この流行がいつ来ていつ去ったのかシロートには解りにくいんですね。で、結果として、「まだ着られる…」と考え、クローゼットの肥やしになることが多いんです。

この解りにくい流行の風を一刀両断してくれるのが「年数」です。すなわち「3年経ったらすでに流行は去ったものと考えるのです。事実、そのくらいじゃないですかねえ? 逆にいうと、流行を追いかけない方は、年数で判断する必要はありません。おそらく服が多くなりすぎないはずです。だって、流行ではなく自分に似合うのかを判断基準にしているということなので、買うときに慎重に判断する からです。これはこれでアリですよね。

4月は新しいスタートの季節。もう着なくなった服は、思い切って断捨離してみてはいかがでしょうか?

image by: Shutterstock.com

 

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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