臆病くらいでいい。小さなトラブルに気付ける人が出世する理由

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日々の仕事に降りかかってくるトラブルの数々。新人の頃はそれらすべてに全力で立ち向かっていたのに、慣れてくると些細な問題を見て見ぬ振りしたり、時には無かったことにしてしまったり…。ドキリとした方、いるかもしれません。無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』の著者・音多さんは、そんな小さな火種を軽く扱わずきちんと対処することが出世への近道だとしています。

問題撃破力~ちいさな火種を認識する~

今回は問題撃破力と称し、日々出会う大小様々な問題の中でも特に見過ごしがちな「些細な問題への接し方をテーマにお伝えします。

日々仕事をする上で関わりたくないのが種々のトラブル達。しかし仕事からトラブルが無くなれば人は不要になるわけです。何故なら会社が人にお金をかける理由の半分はそうしたトラブルを解決し、円滑に利益を生み出す為ですから。

よって仕事とはむしろトラブル解決であり、そこから目をそむけるのではなく、「かかってこいや!という攻めの構えが大事です。

これは野球の守備と同じで、球は必ず飛んで来るのだから構えていなければなりません。球が飛んで来ない事を祈って目をつぶっていたらボコボコになりますし、飛んできた球に気づかないふりをしていたらクビです(笑)。

しかしながら我々は出来るだけ面倒事から目をそらしたい物。そして出来れば責任を回避したい。特にそれが本日取り上げる「些細な問題」ともなれば、起こった現象から目をそらし、出来れば「無かった事」にしたくもなります(笑)。

しかしそうした「ちいさな火種」があらゆる大災難へと繋がっていきます。よって高いビジネススキルを持ちたければ、いかにこの火種がちいさな内に気がつき消火出来るか、というポイントを満たして行けば良い事になります。

小さな火種にいかに危機感を感じ緊張出来るかというのが勝負の分かれ目。この点において我々はいかなる問題に対しても臆病且つ心配性になる必要があります。

例えば火災センサーは問題を探知するのが仕事。精度はピンきりですが、煙と熱を両方探知し、さらにワイヤレスで早急に緊急事態を知らせてくれる高精度な物こそ確実な初動を促してくれます。ですから我々も同様のセンサーを五感に身につけておきたい所。

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