梅雨の前に星空を見上げた人が、まんまとハマる「さそり座」の罠

 

さそり座は夏を代表する星座ですが、南の空の低いところにあるので、高い建物が邪魔をし、また街明かりの影響が大きい都会では探しにくい星座になっています。見やすい時期も限られています。

同じ夏の星座でも、天頂付近を通る星座たち、そう、夏の大三角を作っているような、はくちょう座こと座わし座などは秋になっても余裕で見つけられます。

しかし低い空にあるさそり座は、真夏であっても割と早い時間帯にそうそうに沈んでしまいます。しかも夏は日の沈むのが遅いので、暗くなった頃にはもう西に傾いています。

夏の星座と思い込んでいると見逃す星座です。そしてその罠にまんまとはまっているのにあらためて気づきました。

南の空に赤く輝く星があれば、それがアンタレスです。アンチ・アレス、火星に対抗する星として名付けられた赤い一等星は、さそり座の心臓に位置します。星座の形も、釣り針のようなわかりやすい形で、とても整った形の星座の一つです。

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にも登場するさそり座、梅雨が来る前に是非一度探してみてください。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 1日1粒!『幸せのタネ』 【発行周期】 日刊

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