また、「GoldenEye」はウインドウズOSを標的にしていますが、OSXを狙った「Keranger」やその亜種などの「ランサムウェア」も増えています。
もはや、Macやスマートフォンだからといって、安心できる時代ではありません。
さて、表立ってサイバー攻撃を受けたと発表している企業以上に、実は身代金を支払って、「なかったこと」にした企業も少なくありません。
日本を代表する企業でも、数億円の身代金を支払っても表沙汰にならなければ、株価に影響もなく、経営者の立場も安泰です。
それゆえ、「ランサムウェア」は後を絶ちません。
実は、「ランサムウェア」の最大の標的かつ上客は日本企業で、しかし、「体質」的に表面化することがないだけなのかもしれません。
「ランサムウェア」の本質的問題は、ネットワークシステムだけでなく、問題を隠蔽しようとする企業体質に入り込むことにあるのです。
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■目次
… 1. 近況
… 2. 世界の俯瞰図
… 3. デュアルライフ、ハイパーノマドのススメ
… 4. 未来放談
… 5. 身体と意識
… 6. Q&Aコーナー
… 7. 連載のお知らせ
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