「高血圧はキケン」の嘘はもうやめよう。武田教授が指摘する医療の闇

 

血圧とコレステロール、そして痛風、膝の痛み、ガン治療、糖尿病予防など、ほとんどの病気や健康維持が利権と病院経営を中心として考えられ、国民に間違った医療、強制的で規制のある治療が行われてきました。つまり、医の倫理に背く方法で「命令的な持病の治療」が行われてきたわけです。

あれだけ騒いだ「メタボ」はその典型的なもので、厚労省のある課長の出世のために騒ぎを起こし、メディアが囃し、そして国民の健康を間違った方向に誘導するということが続きました。

でも、血圧とコレステロールの大きな間違いをもとにして、今、「命令的な医療」から、「一人一人の体と健康を大切にする医療にようやく変わりつつあります。病院は「患者」と呼び捨てしていたのを「患者様」と一気に「様」づけするようになりましたが、まずは「本人の適正な血圧を測定して、個別にアドバイスする」、「コレステロールを最適にするには、健康な人に対して何が必要か」など、本質の研究が進むことを期待します。

 

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中部大学教授の武田邦彦です。主に環境問題や資源に関して研究を行っております。 私のメルマガでは、テレビや雑誌新聞、ブログでは語ることが出来なかった原発やエネルギー問題に鋭く切り込みます。

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