間違いなく、長寿社会は認知症との共存社会です。急速に超高齢社会が進行した日本では、地域で、認知症の予防や軽度認知症の方とその家族をサポートしていかなければ、日本の存亡の危機とも言える状況になってしまう訳で、やらないという選択肢はないのです。
大野先生の講演での言葉は、静かながら非常に強いメッセージでした。だからこそ、誰かが抱え込むのではなく、認知症に関する理解者のすそ野を広くして、地域包括支援センターや社会福祉行議会と連携して、それぞれが、自分なりにできることをやっていく…、このマインドを広げることが大事なんだと再確認しました。正解はなく、どこまでできるかは手さぐりだけど、できることから、できる人がやるしかないのです。
認知症をサポートする環境も、認知症の予防や進行を遅らせる方法も日進月歩です。初めて認知症サポーター研修を受けた時と比べると、今は雲泥の差です。廣田は2回受けていますが、数年たっていますから最新の3回目を受けようと思います。勉強会の参加者の中には、すでに2回受けている、3回受けているという方も何人もいらっしゃいました。
「がん」が不治の病でなくなったように、「認知症」を食い止める方法も必ず見つかるはずです。それに希望を持ちつつ、今、できることをやっていきましょう。長寿という恩恵と引き換えに誰もが発症する可能性をもつ「認知症」の存在は、きっと、それを通じて、私たちに何かを学べと言う、大きな意味があるものなのだと感じています。
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