現役の公認会計士が、業界のリアルな情報を超辛口で伝える『六本木の公認会計士いきぬき(生き抜き)』。最新号によると今夏の公認会計士業界は、例の「東芝問題」で持ち切りだったようで……。大手監査法人の勢力図にも微妙に影響が出るのではと、著者のJoJoの奇妙な公認会計士さんは指摘しています。
東芝問題の帰結について
8月1週目には第三者委員会がとりまとめた報告書を引き合いに、不適切会計の手口を共有してみました。
よく報じられている工事進行基準を用いた損失先送りのほかにも、FOB価格や未実現利益を使った手口にも焦点を当てて、日頃の実務に活かしてほしいものです。むしろ、積極的に話題を振り「こいつはよく勉強しているなぁ」と偉い人に思わせることに成功したでしょうか。
こういうのが監査法人内で出世するコツですよ。
続いて、業界内で俄かに盛り上がる「東芝夏祭り」の様子と、世論の動向、僭越ながら協会レビューを初めとする今後についての個人的な予想を書きました。
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