11月の旬食材 新そば
で、今回お伝えするのが今まさに旬の季節を迎えている「新そば」です。私は常日頃から美味しいお店を探して回るのが好きなんですが、特にそばに関しては現拠点の栃木県内に「今市」や「鹿沼」などの有名どころが満載です。例えば以前ビジネス編でも紹介した「山帰来」、そして新たなおススメが「わらび野」。
そしてそんな私が愛するそばイベントが、「そば祭り」ですヽ(^o^)丿。この時期いたる所でそば祭りが開かれていますが、私が毎年欠かさず行くのは「日光そば祭り」(11/17~19)。ここには全国から何十店も集まりますから一日で全国各地の名店の味が楽しめます。
例えば北海道の紋別市、福島県の会津、福井県、東京江戸流手打ちそば、というように個別に行ったら旅費がいくらかかるんだ? という数のおそば屋さんの味を一度に堪能出来ます。そしてもちろん醍醐味は味比べ。新そばの季節は夏と秋がありますが、味も香りも秋の新そばの方が断然優れています。よって食べ方は「かけ」ではなく「ざる」。そば職人に話しかけると日頃からが語りたくてしょうがないらしい「蘊蓄」が豊富に聞けるので勉強になります(笑)。そんな旬のおそばを「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」という最も旬な状態で食べられるのが「そば祭り」なんですね。
ちなみにそばはかつて「金細工師」の道具としても使われていました。仕事終わりに飛び散った金を集める為に「そば団子」を転がして金粉を集めていたそうです。これが由来で、そばは「金運」を引き寄せる縁起物でもあるんですね。また、その細くて長い形状から「運そば」と呼ばれて年越しに食べられるようになりました。実に様々な幸運の「蘊蓄」が込められた食材なのです。
最後に
それでは今回は「新そば」から時の運と高い栄養価、そして金運を授かりつつ、幸運のエネルギーを感じましょう。感じられたら、
- 幸せだなぁ、ツルツルしておいしぃ~!
- 幸せだなぁ、そば粉の香りが良い匂い!
- 幸せだなぁ、おなかいっぱ~い!
と、ニンマリ声に出して言ってみましょう。はい、おめでとうございます! 今回も幸運のタネが見つかりました!
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