日本は敵国を震え上がらせる「サイバー攻撃隊」を作れないのか?

 

永江一石さんの回答

サイバー攻撃についてはアメリカは「サイバー攻撃は武力攻撃と見なすので軍事的に反撃する可能性がある」と言っていますね。しかし中国からのサイバー攻撃にはアメリカは逆襲をかけ、相手のサーバーやパソコンをハックして「攻撃計画書」みたいなものをとりだして、今回の米中会談でも習近平強く圧力を掛けたとみられています。

さてサイバー攻撃ですが、日本の場合は自衛隊ではなくて警視庁が担当していると思います。実は警視庁は中途の専門職を募集していて、中国語に卓越した人とか、法医学、科学の専門家を採用しているのですが、特別捜査官としてコンピュータ犯罪捜査官も採用しています。

警視庁採用サイト 特別捜査官

でも自衛隊にもサイバー防衛隊(仮称)というのがあるんです。

自衛隊のサイバー攻撃への対応について

これが活動指針。

防衛省・自衛隊によるサイバー空間の安定的・効果的な利用に向けて

あくまで防衛が中心なので、こちらから仮想敵国のサーバに侵入しということはしていないでしょうが、ファイルを盗みに来た相手にお土産にウイルスを持たせるくらいのことはしていると思います(想像)。

image by: Shutterstock

 

永江一石

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著者:永江 一石
商品開発や集客プロモーションを手がける会社を設立し多くの企業のマーケテイングを行う。メルマガでは読者から寄せられたマーケティングのお悩みに対し具体的な解決策を提示。ネットショップや広報担当を中心に多くの購読者から支持されている。
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