永江一石さんの回答
よく「これからの時代はプログラミングと英語だ」と言う人がいるのですが、ちょっと勘違いしてると思いますね。全ての人がこの2つをやればいいわけではなく、大切なのは「自分の適性を活かして他人に代替出来ない存在になりな
さい」ということなんです。
ブログでも何度も書いてますが、今後誰にでも出来る単純労働はAIやロボットに代替されることは間違いありません。今までのように人と同じことだけやっていたら生き残れないので、きちんと自分の強みはどこにあるのか見極めることが重要です。
例えば勉強が苦手な子にFラン大学に行かせるより、手先が器用であれば高卒で職人の道に進ませた方が可能性が開けますよね。最初は修業が厳しくても、寿司職人になりたいなら回転寿司より一流の寿司屋さんに弟子入りした方が成長出来ますし、大工なら土方の工務店より有名な宮大工の下で働いた方が高い技術が身につきます。
わたしも大学時代に自分の強みを必死で考えた結果、アイデアや企画力を活かせるリクルートに新卒で入社しました。喋りがうまいならお笑い芸人になるのも良いですし、文章を書くのが好きなら作家になればいい。これからの時代を生き抜くには「自分には何が向いているのか」をしっかり見つめ直し、これと決まったら誰にも負けない努力を(楽しみながら)して能力を伸ばすことが重要だと思います。
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