ちょっと説明しましょう。「自己肯定感」とは平たく言えば、自分自身を
- そのままでも受け入れられる
- なにもしなくても価値があると思える
感覚です。これが健全な高さであれば、人間関係の場面では
- 他者に嫌われても、(残念には思っても)傷つかない
- 過剰に自慢しない 妬まない
- どうせ自分なんてと自己卑下しない
- 不当な扱いを受けたら、毅然と対峙できる
という振る舞いとして現れるのです。逆に言えば、自己肯定感が低いというのは、まことにマズい。
- (どうでもいい他者に)嫌われるだけで傷つく
- 自慢したがり妬み深い
- 「どうせ」と「なんか」が口癖
- 不当な扱いを受けると、引きつり笑いで誤魔化す
…いや、キッツいわ~。私は自己肯定感の低さこそ
- 人間関係の万病の元
だと思うんですよね。そして、これは対人関係すべてで現れるので(だって万病の元だから)
- 親子関係でも
現れてしまうのです。だから、子供から「クソババア」とか言われると、自分に対する不当な扱いに怒る前に
- 傷ついてしまう・・・(;_\)
んだろうと推測しているんです。痛々しいわ…。
この自己肯定感をあげる方法については、たびたびメルマガで書いてきましたし、ここで書き始めると長くなるので書きません。気になる方は過去ログを探してみてくださいね。
で、ここでマズいのは、親が自己肯定感の低さ故に子供に適切な対応を取れないことです。肯定感の低さは、子供にも伝染している危険性がある上に子供は
- 強く出れば(不当に扱えば)、親にマウントできる
と学習してしまいかねませんから。その子が親になったときにはさらなる歪んだ親子関係が構築されてしまうでしょう。この意味で親が適切に子供を叱ることは重要です。
親をバカにしてイイわけない。是非、百叩きの上メシ抜きの刑に処してくださいね。
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