女性は男性から「ないがしろ」にされるのが一番イヤ。もともとは「無きが代(なきがしろ)」からきているとされています。
「ないがしろ」の「無い」は、「存在しない」「所有していない」「暇(時間)がない」「(物事が)行われない」「必要がない」「(~をする)気持ちがない」「生存していない」などの意味があるのです。
女性は、異性間コミュニケーション的に解説すると自分の「存在価値」を大切にする生き物なので、自分を「無かったモノ」として扱われる「ないがしろ」にされることを嫌がります。
女性は存在的動物だから。
いるだけで価値がある生き物なのに、存在していない、生存していない、そんな扱いをされるとムカつくのです。男性が思う以上に傷つくのです。
「部屋が汚れているから掃除したら?」
大げさかもしれませんが、妻にとって屈辱的とも言える言葉を使って軽々しい扱いをしたということになります。
わたしが夫に腹を立てるシーンは真剣な話をしているのにずーっとスマホの画面から目を外さない。わたしをちっとも見ないで「ふーん、そうだね」とか適当に返事をする。これは、わたしだけではなく全世界の女性が男性に腹を立てる行為です。