武田教授が大胆提言。大脳を錯覚させて「老人化」を防ぐ方法

 

老人をさらに老人にするために躍起になる社会。そこから抜け出すには?

「正常な加齢による変化」とは「血管の硬化」「筋肉が弱くなる」「性機能の低下」「胃腸の活動の低下」などですが、一応あまり抵抗せずに受け入れ、その中で回復に努めます。

まず、血管の硬化は変化を受け入れた後、異性(特に男性で55歳過ぎの場合は、女性の友人)がいるといないとで血管の老化がかなり違うという結果が、勤労男性を大病院が調べた結果で分かっています。

筋肉が弱くなるのも、かつて100メートルを13秒で走った人が18秒になるのは仕方がない加齢の変化ですので、その変化に対して「筋肉増強剤」を飲む必要はありません。そうではなく、加齢による変化を受け入れてその上でスポーツをするのです。年齢が高くなってもテニス、ボクシング、水泳ぐらいの運動はできます。

「性機能の低下」はある意味では自然ですが、過激でない範囲で異性に興味のある状態を作っておく必要があるでしょう。

「消化能力の低下」も仕方がないのですが、それを過度に意識して、「肉から豆腐へ」と変化させるとそれ自体が老化を早めることになります。

これに対して、「髪が白くなる(染めればよい)、薄くなる(養毛剤を使えばよい)」「肌が汚くなりシワがよる(適正な化粧品を男性も使う)」「骨が弱くなる(カルシウムを取って、できるだけ立つ時間を増やす)」などは対策がとれます。ここで危険なのは、社会は老人をさらに老人にするために躍起になります。たとえば、「シルバーシート」を作って足を弱くするようなことをしますから、そんなものに座らないことが必要です。

そして「大脳の力をフルに使って、50歳を過ぎてからは、毎日「俺は50歳だ!」とつぶやくことです。もちろん、実際は50歳を超えているので無理やり、錯覚させるわけですが、大脳に錯覚させて老化を防ぐことができます。最初は「俺は50歳だ!」でよいのですが、慣れてくると、50歳以下に変えていき、「45歳だ!」までは、実際の年齢が75歳になっても十分、錯覚することができます。(続きはご登録の上、お楽しみください)

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