気象庁は7月23日、埼玉県熊谷市で午後2時16分、日本観測史上最高の41.1度を観測したと発表した。
今までの過去最高気温は、2013年8月12日に高知県四万十市の江川崎(えかわさき)観測所で摂氏41.0度を記録したものだったが、このときの気温を約5年ぶりに更新した。
23日は、日本全国の数多くの自治体で7月の1位の値を更新。東京都青梅市では同日午後12時過ぎに、都内で観測史上初となる40度超えの40.3度を記録、13時29分時点で40.8度を記録していた。
気象庁は同日、この暑さを受けて異例の緊急会見をおこない、今回の記録的な暑さについて「ひとつの災害と認識している」と説明。「気温が高い状態は8月上旬にかけて続く」という見通しを示した。
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