ダンス経験豊富な若者ほどコミュ力が高い。「おどり世代」出現?

2018.08.14
by ニシム(MAG2 NEWS編集部)
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今10代を中心に爆発的にユーザーが増え続けている、15秒動画をアップロードするSNS「TikTok(ティックトック)」が、新たなCM「#だれでもダンスWEBムービー ギネス世界記録(TM)挑戦編」を公開しました。また、アンケート調査から、ダンスとコミュニケーション力の関係が浮かび上がってきました。

ダンスで、「友達ができる」「性格が明るくなる」

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ダンス必修化から10年、ダンスが若い世代を中心に定着しつつあるなか、TikTokがどのような影響を与えたのかを調べた「ダンスとコミュニケーションに関する調査」によると、ダンスをやっている人の9割以上が「友人・仲間とのコミュニケーションを大切にしたい」と回答しました。さらに、年齢別にみると、15~19歳の8割近くが「友人と深く付き合いたい」「自分の能力や才能を人に認めてもらいたい」と回答するなど、ダンス経験の豊富な若い世代ほど、他者とコミュニケーションを積極的にとろうとする傾向がみられました。また、TikTokを使ってダンスをした人の8割以上が「新しい友達ができた」「性格が明るくなった」と回答するなど、衝撃の事実も明らかになりました。

ダンスをやる人は、「コミュ力」が高い!

まず、〈ダンスをやっている人〉と〈やっていない人〉との間には、どのような違いがあるのでしょうか。
オフィスワーカーという条件の下、〈趣味でダンスをやっている人〉と〈ダンスをやっていない人〉にアンケートを実施したところ、コミュニケーションに対する意識の差が、明らかになりました。
まず、「友人・仲間とのコミュニケーションを大切にしたい」と回答した割合は〈ダンスをやっている人〉では91.3%、〈ダンスをやっていない人〉では76.5%と、大きな差が見られます。

グラフ1

また、「知らない人ともすぐ親しくなれる」と回答した人の割合についても、〈ダンスをやっている人〉は、62.3%と、〈ダンスをやっていない人〉の41.1%を大きく上回りました。ダンスには他者との交流に対する興味を高めたり積極性を育んだりする効果があるのでしょうか。

グラフ2

さらに、ダンスは年収にも影響を及ぼす可能性があります。年収700万円以上の人の割合を見ると、コミュニケー
ション能力の高い人は20.6%、コミュニケーション能力の低い人は12.9%。コミュニケーション能力は年収にも影響
を及ぼしています。ダンスにコミュニケーション能力を高める効果があるのであれば、ダンスをすることで年収が上がる可能性もあるということになります。

ダンスとコミュニケーション能力の関係性を、より深く分析するため、ダンス経験に差があると考えられる「年齢別」で
コミュニケーションへの意識について調査を行いました。

ダンス経験の豊富な世代ほど、コミュニケーションに積極的な傾向

友人と深く付き合いたい」と回答した人は、15~19歳で77.9%、20~29歳で74.4%、30~39歳で67.0%と、年齢が若いほど、割合が高くなる傾向が見られました。

グラフ3

また、「自分の能力や才能を認めてもらいたい」と回答した人の割合も、15~19歳で78.1%、20~29歳で75.8%、30~39歳で67.6%と、年齢が下がるごとに高くなっていく傾向にありました。

グラフ4

【ADK 生活者総合調査 2018】

TikTokを使用した人の8割以上が、コミュニケーション能力の向上を実感

ちなみに、きちんとダンスを習っていない人でも、ダンスによる性格の変化は訪れるのでしょうか。気軽にダンスを楽し
むきっかけを提供しているアプリTikTok」のユーザーに、使い始める前と、使い始めた後の性格の変化について尋ねてみると、驚くべき結果が明らかになりました。
なんと、8割以上のTikTokユーザーが使用前と比べて、「性格が明るくなった」「新しい友達ができた」と回答。

グラフ5

グラフ6

さらに、「人前で何かすることへの抵抗感が薄まった」と回答した人も9割を超える結果となりました。ダンスをすることによって、「自分を見てほしい」「自分の能力や才能を認めてほしい」といった欲求が高まるのかもしれません。

以前は、ダンスは、習っている人や上手な人が楽しみ、披露するものとされてきましたが、現在では「TikTok」などを利用し、誰でも気軽にダンスを楽しむことができます。人見知りの人や人前で何かをするのが不得意な人は、TikTokダンスを通して、克服することができるかもしれません。Let’sだれでもダンス!

【TikTok 公式サイト URL】
https://www.tiktok.com/jp

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