2018年10月26日(金)午前3時36分ごろ、宮城県沖を震源とした深さ40km、マグニチュード5.7の地震が発生しました。岩手県一関市や宮城県石巻市などで震度4を観測したほか、青森県八戸市や福島県南相馬市などで震度3を観測しています。この地震による津波の心配はありませんでしたが、揺れは広範囲に渡っており、遠くは東京都、長野県、静岡県、北海道でも震度1を観測しています。
今回の地震に関する前兆を事前にとらえ、予測情報を配信していたメルマガが3誌あります。それが『最新『WEEKLY 地震予報』』と『週刊MEGA地震予測』、『地震解析ラボの「週間地震予測情報」』です。それぞれ、どのような予測情報を配信していたのか見てみましょう。
熊本地震をとらえた「最新『WEEKLY 地震予報』」の予測は
2016年に発生した熊本地震の前兆を事前に捉えていた民間の地震研究機関「ブレイン」代表の内山義英氏のデータを基に巨大地震の事前予測情報を提供しているメルマガ「最新『WEEKLY 地震予報』」が、この地震の前兆をとらえていました。「最新『WEEKLY 地震予報』」の最新号である10月24日号では、宮城・山形・福島・これらの沖合海域周辺で、10月24日から11月2日の間にM5.0程度の地震が発生すると、地震発生2日前の超短期間で予測し、メルマガにて公表していました。
村井教授が顧問を務める『週刊MEGA地震予測』のとらえた前兆
全国各地に点在する国土地理院の電子基準点にくわえ、独自に設置した電子観測点からのデータも活用して地震予測を行っている、東京大学名誉教授の村井俊治氏が顧問を務めるJESEA(ジェシア・地震科学探査機構)。毎週水曜日に配信されているメルマガ『週刊MEGA地震予測』では2018年10月24日発行の最新号で、東北・北関東の太平洋岸、奥羽山脈周辺について、震度5以上の地震が発生する可能性が非常に高いとされる「要警戒」地域に指定し10月いっぱいまで警戒するよう、広く呼び掛けていました。
1週間単位の短い期間で地震発生を予測する『地震解析ラボ』の予測は
1週間単位で「いつ」「どこで」「どのくらいの大きさ」の地震が発生するかを予測することに注力し、日夜、精度向上を目指す「地震解析ラボ」は、国立研究開発法人「防災科学技術研究所」が運用している各種地震観測網データおよび電磁気現象の変動解析により地震を予測。その予測をメルマガ『地震解析ラボの「週間地震予測情報」』として配信しています。その最新号である、2018年10月23日号で、24日から30日にかけて東北地方にマグニチュード5.5規模の地震が発生すると予測し22日に発表、23日にメルマガを配信していました。
–2018.10.22発表(177) 東北
★ ~最大マグニチュード5.5 ★
2018年10月23日~2018年10月31日
岩手沖から宮城沖にかけて予測を発表しました。
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いづれのメルマガも、地域とマグニチュード5以上の地震の発生を独自の予測方法で的確にとらえていたことがわかります。最近になって発生回数が増えている日本列島周辺の地震や火山活動。防災グッズの備えや避難場所の確認などに加え、地震予測メルマガによる情報収集をご検討してみてはいかがでしょうか。
image by: 気象庁
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『地震』が事前にわかれば、自分と自分の大切な人の命が守れます。最新『WEEKLY 地震予報』は『地震予知』を行い、お知らせするサービスです(毎週水曜日+緊急号外配信あり)。地震に関する研究、大規模地震の前兆現象に関するモニタリングを行い、独自に観測データを解析して地震予測情報を配信しています。
メルマガ『週刊MEGA地震予測』
フジテレビ「Mr.サンデー」「週刊ポスト」など数多くのメディアで取り上げられ、話題沸騰中・東京大学名誉教授村井俊治氏が顧問を務める、JESEAジェシア(地震科学探査機構)のメルマガ。
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地震予測で大切なことは、できる限り短い期間(1週間単位)で「いつ」「どこで」「どのくらいの大きさ」を予測することです。地震解析ラボはご利用の皆様の生命、財産を守るために日夜、精度向上を目指しています