そういう人へのアドバイスは、
- 話のテーマを絞る
- テーマからズレてきていないかを確認しつつ話す
- 相手への伝わり具合を観察する
- 伝わり具合によって話し方、事例、形容詞を微調整する
なんです。
ちなみにこれ、セミナーで私がいつも気にしていることです。
ここでもコミュニケーション編で解説する客観視が有効になるんです。つまり、会話って自分が熱くなって、自分の思いの丈を、エネルギーを込めて、顔を真っ赤にして喋ったら伝わるわけじゃないんです。それは主観的に言いたいことを喋っているだけですから。
そうではなくて、喋っている自分を俯瞰して、周りを見渡しつつ、相手の反応を確認して、自分は冷静さを保ちながら話す必要があるんです。そうすると、話ながら自分の視野が広がるのが分かりますから。
- あ、こいついま目を背けたな
- このテーマは興味ないんだな
- お、目が輝いてきたぞ
- この相槌はちゃんと理解している感じだな
- あれ、この譬えでは刺さらないのか
みたいなことが分からないとダメなんです。
ところがコミュニケーション力が無い人って、自分が喋ることに一所懸命になっちゃうんですよね。で、最後は自分の言葉に酔っちゃうわけ。その酔いが相手に伝わらないと、話を聞いてくれないって考えちゃうんです。
まずはここを修正したら良いと思いますよ。
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