見える流星の数は、街灯や家の灯りなどに邪魔されず、十分に暗い夜空のもとで観測した場合、最高で1時間に40個程度は見えるのではないか、とされています。
これは「最高の星空」ですから、何かと街の灯りがあって見える星が少ないところでは、それだけ流れ星の数も減ってしまいます。
それでも、ふと見上げる時に流れ星を見るよりはよほど確率高く流れ星を見ることができます。
その時にはせめて、15分、20分ぐらいは夜空を見上げていましょう。目が十分に暗闇になれるのに、それぐらいは時間がかかるからです。それぐらい見たら、数個は見えるのでは、と期待できそうです。
今年の夏のペルセ群は月の具合がとても良かったのですが、ふたご群もいい感じです。夜半まで上弦の月はありますが、ふたご座のあたりが高くなる頃には沈んでくれていますので、流れ星を楽しむには十分です。
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