上場直前のソフトバンクが抱える「ファーウェイ問題」の深刻度

 

ここ最近、再三、アメリカではファーウェイ製品の安全性が問題視されている。

ファーウェイの日本・韓国リージョン、呉波プレジデントは、一連の報道に対して「ファーウェイは各国のサイバー基準を満たしている。データセキュリティ、プライバシー保護に遵守している。ファーウェイの製品とソリューションは170の国で、キャリア、企業、消費者に提供している。お客様から信頼され、認めてももらっている。実際の事業を展開している国で、法令に遵守している。さらに、国連、アメリカEUで定められた輸出規格も守るようにしている。ファーウェイとしては一環して、革新的なソリューションで、ユーザーに製品をご提供していくだけだ」と語っている。

ファーウェイがネットワークさらにはスマホで世界的に影響力を増す中、トランプ政権に狙い撃ちされていた感がある。今回、製品での不備を証明できなかった米政府が、全く別の形でファーウェイを刺してきたような気がする。この件が、世界のモバイル業界の足を引っ張らないか心配だ。

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日経トレンディ編集記者として、ケータイやホテル、クルマ、ヒット商品を取材。2003年に独立後、ケータイ業界を中心に執筆活動を行う。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。日進月歩のケータイの世界だが、このメルマガ一誌に情報はすべて入っている。

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