ビルの空きフロアを野菜工場に。ニッポンの農業の未来が明るい訳

 

「自然じゃない」「健康的じゃない」「進むべき道を間違っている」。

そんな意見も出てくるでしょうが、それは感情論であり、“工場というイメージの悪さでしかありません。

完全無農薬・有機農法ではない、一般的な野菜づくりは、農薬や化学肥料漬けにされた不健康極まりないものです。あなたが食べているものは、ほぼ間違いなく、そんな野菜です。

それに比べれば、「野菜工場は安全で安心

企業のやることなので、100%信頼することはできませんが、農薬漬け野菜よりはマシです。農業従事者も減ってきているので、「野菜工場」は生産量を増やす意味でも、期待できます。同じ面積で数倍の量を作ることができるので、食料自給率の向上にも貢献します。

すべてを「野菜工場」にする必要はなく、またできはしないのですが、理想のカタチとしては、有機農法と野菜工場野菜のすべてを賄うことです。現実的ではないかもしれませんが、そこを目指すことが、これからの日本の農業には大切なのではないでしょうか。

image by: Shutterstock.com

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なぜ、人はモノを買いたくなるのか。欲しいという感情は、どこから生まれるのか。消費行動における人の心理を知れば、売れるモノが見えてくる。売り方がわかる。小手先のテクニックなど、いらない。人を研究すれば、やるべきことはすべてわかる。

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【著者】 佐藤きよあき(繁盛戦略コンサルタント) 【発行周期】 週刊

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