【書評】動物行動学研究家が看破、リベラルの正体はモテない男だ

 

日本型リベラル」は驚くほどあらゆる分野に巣くっている。歴史的に見て共産主義、社会主義が立ち行かないことが分っても、彼らはしがみついている。なぜなのか。現実を見ない、現実から目を逸らしたい、一旦染みついた思想はぬぐいされない、など考えられるが、もっと根深いところに原因がありそうだ。共産主義、社会主義は、貧富の差がなく平等である社会を目指すとかいっている。

「一見すると何ら反論を許さない理想論にみえるが、要は何らかの能力や才能によってものすごく稼ぐことができる男性と、あまり稼ぎがない男性がいる。稼ぎの少ない方が、それはけしからんと言っているだけみたいに思える。『平等自分が女性にモテないから俺のところにも等しく女性を分け与えろ、そういう意味ではないかと思った」。わはは、今までで一番わかりやすい解釈である。

共産主義社会主義とは要は女にモテない男にとってこのうえなく心地よい響きを放つ存在なのではないだろうか。そしてわざわざ『日本型リベラル』と名付けられるほど、日本に共産主義、社会主義に惹きつけられる人間(特に男)がなぜ多いのか」「男の魅力を演出するテストステロンのレベルが比較的低い人は男の魅力に欠けるし、浮気したくても女に相手にされない。

この後者の男たちが、共産主義、社会主義にこのうえなく惹かれ、『日本型リベラル』と呼ばれる特有の存在となる可能性がある──それが真相ではないだろうか」。捏造、改竄、隠蔽、研究妨害をいとわないリベラルの科学者、その現実を知った竹内は学者になることをやめた。それにしても、この本のタイトルは芸がなさ過ぎる。素晴らしくいい本なのに、まことに残念である。

編集長 柴田忠男

image by: Shutterstock.com

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