ペットにもある「五月病」。獣医師が教える5つの症状と2つの対策

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「五月病」を患うのは、人間だけではないようです。飼い主の事情で環境の変化が生じやすいこの時期に、ペットの様子がおかしいなら、「五月病」を疑うべきだと、メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤貴紀先生は、注意を促します。さらに先生は、ゴールデンウィークに長い間飼い主と一緒にいられたペットたちにとって、その後の反動も一因になると言い、「五月病」が疑われる5つの症状と、飼い主が取るべき対策を教えてくれました。

人間だけじゃない。動物にもある「五月病」の予防とは?

「五月病」と言うと人間だけの病気だと思っていませんか?この時期、一番多いのが犬や猫による「五月病」です。特にゴールデンウィーク明けに多いように思われます。

原因の1つに「ストレス」があげられます。環境の変化には人間以上に敏感です。そのため、引っ越しや飼い主の生活リズムの変化。特に、ゴールデンウィークに一緒にいてそれに慣れてしまったために、自分の環境変化や飼い主さんの変化も察する事により、不安を覚えて「ストレスの要因」となってしまうことがあるのです。

さらには、4月や5月は気温の変化が訪れる時期でもあります。気温の変化に対して「体温調節」ができないこともストレスの原因となる場合もあるのです。

今回は「五月病」の家庭でできる予防についてお話ししたいと思います。

1)「五月病」の病状について

「五月病」を発症すると下記の5つの症状が見られます。この5つの中で、2つ以上心当たりある場合には「五月病」を疑って下さい。

  1. 軟便又は下痢になる
  2. 食欲がない
  3. 嘔吐する
  4. 散歩に行きたがらなくなる
  5. 手足を異常に舐め始める

この他、極度の不安から飼い主さんが少しでも側を離れてしまうと鳴き始めてしまったり、粗相をしてしまうといった行動も五月病の可能性もあります。さらには、精神面の不安定さも見られます。

2)家庭でできる「五月病対策」

下記の2つの事をやってみて下さい。

1.日光浴を浴びる

日射日光をなるべく浴びて下さい。日光を浴びると体内で抗ストレスホルモンが作り出されるため、ストレス緩和に繋がる効果を持ちます。

このストレスホルモンを分泌するためにも日光浴を兼ねたお散歩は非常に大切です。毎日でなくてもいいので、なるべく朝に散歩へ連れて行ってあげるようにしましょう。

2.スキンシップは重要な対策法!

帰宅したら、5分でも10分でも構いません。スキンシップをとる時間を作ってあげて下さい。忙しさや環境の変化からなかなか愛犬との時間を作ってあげることができないということもあります。

飼い主さんと触れ合うことで「幸せホルモン」を分泌しストレスを緩和させる力があると言われています。スキンシップは大切です。

まとめ

五月病だからと思っていたら大変です。不安が取れずにおかしい行動をし続ける子も出てきてしまいます。飼い主さんがよく注意してあげて下さいね。

image by: kuban_girl, shutterstock.com

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