任天堂が伝えたかったメッセージ?
ここで僕は気づきました。
もしかして任天堂は、「トップを走るということは実は大変だ」という教訓を、僕たちに示しているのではないかと。
トップは一見幸せなようですが、実は周囲からのねたみやそねみもあり、攻撃に晒され、苦しい中で頑張って生き抜かなければならない…。
そんな人生訓が多大に含まれているのではないかと。
確かに思えば、任天堂も、まさにゲーム業界におけるトップ的な存在です。「自分たちもつらかったんだ」という思いが、マリオカートのゲーム設計の中に含まれているのではないではないか。そんな気持ちになりました。
たぶんこのゲームをプレイしてこんな切ない結論になることってレアなんじゃないかと思いつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
image by: Wachiwit / Shutterstock.com
ページ: 1 2