考えて考えて、考え抜く。人生を好転させた人が全員してきたこと

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「こんなはずじゃなかったのに」…。過去を振り返り、そんな風に考えたことはありませんか?しかし後悔ばかりでは先は開けません。そのような状況から抜け出すために私たちは何をすべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ』では著者の佐藤しょ~おんさんが、「人生を好転させるための思考方法」について、自らの経験を交えながらわかりやすく解説しています。

このレベルで考えると答えが出て来る

人生に於ける変化って、自分以外の世界がなんだか知らない間に動いていて、その世界に乗っかっている自分も知らぬ間に動いていて別な場所に辿り着くことだ、と考える人がいます。

つまり私は自ら動こうとしたわけじゃないんだけど、世界が動いた結果自分も動いていたよということで、天動説に近い考え方です。

もうひとつは、自らが能動的に目的地を決めて、そこに向かって動いていくぞと決意して動いた、という地動説に近い考え方をする人もいます。

そして現代という時代に於いては前者のような動き方をした人は、なかなか幸せになれません。というか、動いて辿り着いたところは地獄の三丁目だったということになりかねないんです。現に、

 ▼ 働き方改革で残業が減らされて手取りが減ってしまった
 ▼ 年功序列がなくなって成果主義になった結果、給料が上がらなくなった
 ▼ 大きな会社だから大丈夫だと思っていたら、事業部でリストラが始まった
 ▼ というか、誰でも課長くらいには、なれるはずじゃなかったの?

みたいな時代の大きな変化が、予期せぬ形で起こっているのですよ。そんな変化に翻弄されて、アワアワ言わされると、これは非常に苦しい人生になっていきます。

変化とは受動的に起こったことを享受、甘受するものではなく、能動的に自らの意志で方向とゴールを決めて巻き起こすものなのです。そういう変化の先には、豊かで楽しい人生が待っています(逆にいえば、受動的変化の結末は苦しいものであることが多いんですよね)。

ここまでは、このメールマガジンを何年も読んでいる人は理解しているはずなんですよ。問題は、どうやったらそんな変化への道筋を立てられるのか?なんですよ。変化したい、ああなりたい、こうなりたいと思っているのに、実際には何をどうしたら良いのか分からなくて、足が止まってしまうという人は多いんでしょう。特に、状況が厳しくて、辛いものである場合には、一日をやり過ごすことが精一杯で、それ以上のことを考える余裕が無いという人もいるんですね。

そんな状況をあっという間に好転させる魔法なんて、この世には無いんですよ。だから多くの人は痺れを切らしてしまうんですね。ここについては次回解説します。

すかさず、あっという間に、今すぐ、呆気なく現実を変えられないからといって、そこで歩みを止めてしまったら、この勝負は悪魔の勝ちで、あなたの悲惨な未来はここで確定してしまいます。それがイヤなら何かをしなきゃならないんです。そんな何かとは、

 ● 正しい問いを立てて、その答えを探し続けること

以外にないんです。これが考えるということです。変化のための行動が出来ない人は、この考えるということに対する時間の使い方が甘いというか、絶対量が少ないんですよ。私がビンボーな非正規フリーターだった頃は、その状況から抜け出したくて、何をどうしたら良いのかを、電車やバスに乗っている時や、クルマを運転している時、お風呂に入っている時や、犬の散歩に行っている時にまで、たぶん起きている時で、アタマを使う必要がない時にはずっと考えていましたから。

私が自己啓発的な本やセミナーにハマったのも、答えを模索するためのヒントが欲しかったからです。自分独りでいくら考えても、隘路は抜けられなかったわけです。でも世間には私よりも悲惨な状況から、立身出世した人がたくさんいるわけで、そんな人が何をどうやって人生を激変させたのかを知りたくなって、こういうコンテンツに行きついたんですね。

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