結果、年収が減る問題
しかし、これらの取り組みは良いことばかりではない。
たとえば、20年度から47都道府県が非正規公務員にボーナスを支給する制度について。中日新聞の取材によると、ボーナス分を月給から減らすことで相殺するという自治体もあり、改善とは言い切れない。
月給から減らすことで、時給単価も減少。当然、残業代の単価も減る。また、年収もわずかに減るのだ。月給が4万円ほど下がると語るとある女性は「月給を生活費に充てている」「期末手当で受け取るより月々で受け取りたい」と悲痛の声をあげた。
これについて日本のネット上では、「体のいい給料の先延ばし」「結局トントンにするとかやることがせこい」「正社員になるメリットがますますなくなる」「生活にはまあまあの打撃」とさまざまな声があがっている。
Twitterの声
非正規にもボーナス出しまーす。
でもその分、給料減らしまーす。
これじゃあ体のいい給料の先延ばしやん。しかも、ボーナス支給日に在席してないと貰えないなら、やるやる詐欺だよね。#非正規なめるな pic.twitter.com/XSQtvlUYWs— 『相場はつねに正しい』 可能性は無限大∞ 護憲派 (@Rockdordide) December 17, 2019
非正規公務員にボーナス出す代わりに月給下げて結局トントンにするとかやることがドチャクソせこいな
— tako (@tako_19192) December 17, 2019
非正規公務員を法改正で会計年度任用職員としてボーナス(期末手当)を支給できるようにするとか・・・。
期末手当支給のかわりに月給が目減りという話、非正規公務員で最低賃金以上もらっている人たちがそんなに多くいるのだろうか?— NO NAME (@Tan_ToaBun) December 17, 2019
非正規公務員にボーナス! ふーん・・、と思ったら、大半の自治体が月給を減らしてその分をボーナスにするそうな。人によっては年収が減るそうで・・。なんじゃそりゃ?( ̄(工) ̄) pic.twitter.com/Wr8zuQgaEx
— Backyard Garage (@BackyardGarage2) December 17, 2019
非正規雇用の公務員にボーナス支給。
正規と非正規の業務上での違いは何か?
効率化とは?
徴収された税金の行く先は?
色々と考えさせられる案件ですなぁ。— S1 (@zakio1919) December 16, 2019
採算ギリギリで運営している事業所が多い中、正社員同等の待遇に合わせる事業所は無さそう。
ボーナスカット、手当てカットなどなど非正規雇用の待遇に正社員が合わせる形に。。
正社員になるメリットがますます無くなりますね。 https://t.co/boH4PC6dBI
— トモカズ@子育て介護福祉士 (@aboablife) December 16, 2019
朝刊の1面に大きく『非正規公務員にボーナス 月給の「目減り」嘆き』ってあって、あああああ……ってなってる(;´Д`)
実際、勤務時間が減って月給は確かに減るから生活にはまあまあの打撃デスヨね— ゆーき (@yukinycomu) December 16, 2019
image by:StreetVJ / Shutterstock.com
source:毎日新聞、厚生労働省、中日新聞(2019年12月17日朝刊)









