「蛇に睨まれた蛙」状態の韓国。米中に怯えながら迎える局面

2020.01.09
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by 編集部サトシュウ
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韓国が苦しい立場に立たされている。日本との関係性からではない。アメリカと中国という2つの大国から強烈なプレッシャーを受けて、板挟みになっているのだ。両国が貿易戦争でつばぜり合いを続ける中、アメリカにも良い顔をしないといけない、中国にも良い顔をしなければならない韓国は、今その狭間でもがき苦しんでいる。文在寅(ムン・ジェイン)大統領はどのように局面を打開するのであろうか?

韓国に対して強気に迫るトランプ政権

昨年の11月19日、韓国・ソウルで米韓の実務者による在韓米軍の駐留費用の分担をめぐる会議が開かれた。CNNが伝えたところによると、トランプ政権が韓国の来年の負担額として、従来の約5倍に相当する47億ドル(約5100億円)を提示。韓国側はこれに強く反発した。韓国交渉団の代表者、鄭恩甫(チョンウンボ)氏は別の会見で、米国から大幅な負担増に加え、新たな項目の費用も要求されたと指摘。開始からわずか1時間で協議は決裂してしまった。

この47億ドルという巨額の数字、トランプ大統領は当初50億ドルへの増額を主張していたと言い、国務省と国防総省による説得で引き下げられた金額だという。

しかし、これにはアメリカ側の大きな思惑があった。実はこの在韓米軍の駐留費用の分担はメインのテーマではない。最も重要なミッションは、韓国に中距離ミサイルを配備すること。これを文政権に「YES」と言わせるための布石だったのだ。アメリカの狙い通り、47億ドルという金額を突きつけると、韓国は慌てた。

夕刊フジによると、アメリカは協議の最終リミットに設定していた12月末のぎりぎりになって、「駐留費用はこれまで通りでいいから、中距離ミサイルを配備しろ」と言ってきたという。
韓国に中距離ミサイルが配備されることに拒否感を示す国がある。もちろん中国だ。

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