疑惑や不祥事には一切触れず、批判の声も
一方で、首相主催の「桜を見る会」やカジノを含む統合型リゾート(IR)事業に関する汚職事件、昨年10月の2閣僚の辞任などについては一切触れなかった。さらに、公職選挙法違反の疑惑が報じられた自民党の菅原一秀・前経済産業相や、公選法違反容疑で家宅捜索を受けた河井案里・参院議員、その旦那の河井克行・前法務相も国会に参加したが、いずれの議員からも詳しい説明はされなかった。
野党は首相の姿勢を批判し、疑惑を国会論戦で徹底追及する方針。与党内からも、桜を見る会やIR汚職事件について、「国民は十分な説明が尽くされていないと感じている」「国民の厳しい視線を感じざるを得ない」という声もあがっているとのこと。安倍内閣は、一体いつまで疑惑や不祥事を曖昧なままにし続けるのだろうか。
Twitterの声
安倍総理、施政方針演説で「台湾」と発言。
国会で拍手喝采が沸き起こる。
これを日本のマスコミ各社が報じ、当然、国賓来日を控えた習近平国家主席の耳にも届くだろう。
こういう外交の駆け引き出来ちゃうのが安倍政権なんだよなぁ。
今の野党には出来ない事だと思う。
— 小鳥 (@kotoRichan_P) January 20, 2020
通常国会開会。雲隠れしていた議員たちが揃って登院。疑惑については語らず。黙り通してほとぼりがさめればよしか。誰も何も責任もとらない。またに安倍政権の体質そのものだ。社会への悪影響を懸念する。
— 斉藤よしたか(斎藤嘉隆)参議院議員 りっけん (@saito_yoshitaka) January 21, 2020
「希望にあふれ誇りある日本を創り上げる」
などと安倍首相による美辞麗句のオンパレード演説。
その議場には秋元司議員の椅子(逮捕で空席)、
同様の疑惑で聴取を受けている白須賀議員、
メロンカニ現金で不正当選した菅原一秀議員、
運動員買収疑惑の河井案里議員、
夢も希望もあるかよ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 21, 2020
安倍総理が国会での所信表明演説で、『台湾』の名を出し発言した事実は非常に大きい。
今春、習近平氏を国賓として迎えるが、安倍総理…なかなかの策士かも知れない。
— サスケ(レナウン娘改レバノン逃亡者) (@vvtc36) January 21, 2020
昨日、安倍首相の国会での施政方針演説で『台湾』という言葉が出ました!
議場内からは「おー」というどよめきと共に約5秒間拍手が日本の国会もまだまだ捨てたもんじゃないなー!
— 日台の架け橋 (@yu_kobe77) January 21, 2020
台湾の蔡英文総統は20日、ツイッターで、安倍首相が「台湾」という単語を口にしたことに「嬉しい!」とつぶやいた。日本の国会議員の多くは反中、反一国二制度だ。
外務省は一国二制度を受け入れ、台湾を独立国と認めない。
ホントにわからん国だ。— ジョン・デルモンド (@koimarutomohiro) January 21, 2020
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
image by: 首相官邸