まるで他人事。安倍首相、内閣府に「桜」責任なすりつけ批判殺到

2020.01.31
by MAG2NEWS編集部 NK
20200126bura
 

2019年の安倍首相主催「桜を見る会」の招待者に関し、「政治家枠」の締め切りが「2月12日」だったことを明らかにしたと毎日新聞などが報じた。安倍晋三首相の事務所が地元の支援者などに送付した参加申込書では、返信の締め切りは2月20日とされており、首相枠の「特別扱い」があったのではないかと指摘する声があがっている。


内閣府が「桜」の誤り認める

「桜を見る会」の推薦者の締め切りについて、29日の予算委員会での内閣府の答弁が、これまでの説明と整合しないという点を指摘された内閣府は、誤りを認めて謝罪している。

責任はすべてなすりつける安倍首相

「桜を見る会」の推薦者について安倍首相は、「事務所でチェックするといっても限界がある。最終的な責任を負うのは内閣府で、内閣府がふさわしいかどうかを含めて取りまとめている」と述べ、自身の責任を否定した。

また、「桜を見る会」の公文書管理について、公明党の太田昌孝氏から「大変に憤まんやる方ないと断じたい」と批判されると、「保管や廃棄での不適切な取り扱いや、記載の一部を消去する不適切な対応があった」と認めた上で「誠に遺憾だ」と述べた。太田氏は「日本政府の根幹を揺るがしかねないと危惧する」と指摘すると、「政府を挙げ、公文書管理のさらなる徹底方策を検討する」と回答。安倍首相自身の不祥事が疑われているなかでの「誠に遺憾」発言、これを世間はどう受け取るのだろうか。ネット上の声を取り上げてみた。

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