「昭恵枠」不透明のまま。安倍首相「前夜祭」の主体的関与認める

2020.02.06
by MAG2NEWS編集部 NK
 

いつまで経っても不透明なまま

安倍首相は「桜を見る会」の推薦者枠について、「角界で活躍している人を推薦するよう、自身の事務所に伝えたこともあった」と発言している。その際、「活躍している人」について「妻の意見を聞くこともあった」とも述べていた。これについて、安倍首相は5日の衆院予算委員会で、昭恵氏の要望を受けても意見を反映させなかった例があったと明らかにし、どのような人物を認めなかったかという点については、「個人のプライバシーに関わる」といった理由から名言しなかった。「『ああ、そうだな』というときもあれば、『それはどうなんだろう』ということも当然ある」とのことだ。

「ご飯論法」は「存じ上げない」

毎回、名言を避けたり、はぐらかしている安倍首相。この答弁ぶりを揶揄した「ご飯論法」という言葉について、安倍首相は「存じ上げない」と回答。「ご飯論法」とは、法政大の上西充子教授が首相らの答弁を評して名付けたもので、「朝ごはんは食べたか」という問いに対し、パンを食べているにも関わらず「ご飯は食べていない」とはぐらかす話法のこと。

source:朝日新聞共同通信毎日新聞

image by: Dick Thomas Johnson from Tokyo, Japan [CC BY]

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